宮地楽器

総合窓口

INTERVIEW PERSONAL INTERVIEW 先輩社員図鑑 01 楽器店は、音楽ファンを増やす入り口になる場所 店舗営業部 ららぽーと立川立飛店 H.O

ららぽーと立川立飛店
ってこんなところ

三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛に出店する総合楽器店です。
ヤマハピアノなど鍵盤楽器、各種管楽器やギター・エフェクター、弦楽器、楽譜・書籍など幅広く取り揃えています。音楽教室も併設し、宮地楽器の持つメニューをワンストップでご提案しています。

H.Oはこんな人

2023年入社。高校からエレキギターをはじめ、今ではギター4本、エフェクター20個以上を所有。プレイヤー目線の接客で、音楽ファンを増やしていくことをモットーに今日も店頭へ。

人事課 S.Fがインタビュー

※所属部署は取材当時のものです。

CHAPTER 1 総合楽器店での働き方

Oさんは一般大学からの入社ですね

はい。大学は法律学科です。ただ、音楽との縁はありました。高校は軽音部、大学でもバンド活動を続け、就活では音楽1本で業界を見ていました。これから長く仕事をするなら、自分が好きなギターや音楽に関わるほうが、より積極的に取り組めると思ったからです。

販売を志望したのですよね?

学生時代、区立体育館で事務受付のアルバイトをして、お客様の間近で同じ方向を向いてお話できる「接客」の仕事に楽しみを覚えました。将来の仕事にするなら、対面したお客様に自分が今まで見聞きしてきたものを自分の言葉でアウトプットしたいし、お客様の考えていることを思考しながら接客したい。この2つを軸にしていこうと思いました。後者は宮地楽器の理念とも共通していると感じます。

配属はショッピングセンター内に店舗を構えている総合楽器店「ららぽーと立川立飛店」(以下ららぽーと店)になりましたね

宮地楽器のギターラインナップがかなり特徴的で、ららぽーと店も、エレキギターの代表的な機種として知られる「フェンダー」のギターが1本もありません。エフェクター(音響効果を与える機器)のラインアップもツウ好み。フェンダーを1本も持っていなくて、エフェクターにはまって20個以上持っている僕としては、同じような気持ちで来てくださるお客様が多いのではないかなとワクワクしたことを覚えています。もっと商品の勉強をしたいし、お客様と、友達と会話するかのようにエフェクターの楽しさを分かち合う時間を持ちたいと思いました。
一方で鍵盤楽器や管楽器は未経験だったので、入社後の最初の研修では正直不安も。ただ、マルチプレイヤーになってほしいという会社の方針は前向きに受け止めることができました。販売に身を置けることがうれしかったんです。

そのうえ、ららぽーと店は教室併設で、教室担当も兼任でしたが

あまりないケースのようですが、接客の仕事が失われるわけではないので、それも前向きに。教室業務は、今は事務作業や発表会の運営、軽音楽系のレッスンを担当させてもらっていて、宮地楽器の教室全体のギターイベントにも携わっています。

CHAPTER 2 一人ひとりの裁量を持った販売

入社2年、販売の仕事は順調ですか?

販売はもちろん、一部ですが仕入れも任されています。最近は、仕入れたいエフェクターのブランドを見つけ、メーカーと契約を結んでお店に置くことができました。自分が仕入れた商品が売れていくのはうれしいし、やりがいがあります。ギターも、ららぽーと店には形、色、木材などを吟味してスタッフ自らオーダーして作ってもらったものが並んでいるんですね。僕も1年目の途中からやらせてもらっていて今までに3本入れ、うち2本は売れました。売れると思って自分の好きなものを混ぜ込んでつくったものなので、売れたときの手応えは格別でした。

オーダーはやって自分でみたいと申し出たんですか?

やってみたいという気持ちは伝えていて、あるとき「いいよ」と先輩から言ってもらいました。若手のうちから裁量をもたせてくれて、やらせてくれるというのは宮地楽器のいいところだと思います。期待に応えていきたいです。

ショッピングセンター内の楽器店ということで客層が広いですよね

子どもから高齢者まで年齢層も広いです。接客では、お店の商品にはすべて触って、自分でどう感じたか、定番品でいうと何の音に近いかを、メーカーなどの説明文に依存せず、自分の言葉でアウトプットすることを大事にしています。これはオンライン販売の商品説明文を書くときも同じです。あとひと工夫、自分の思っていることを加えて他店と差別化しています。

自分の接客スタイルはできてきましたか?

まだ粗削りですけど1つ、できてきています。「お客様にリスペクトをもったうえで、友人のように意見交換をしながら話す」ということです。知識の深い熟練者の方には、僕自身の言葉よりお客様が使った言葉を尊重して使い、初心者の方には、ギター用語以外の言葉も駆使します。例えばお店のヴィンテージギターを見て、「あれって中古ですか?」と尋ねられることがあるんですが、「ダメージジーンズのようなもので、使い古している感じがカッコいいギターなんですよ」といったように。「このギター、ライブハウスで鳴らすと音抜けがいいですよ」と、実体験も織り交ぜることもあります。それと、これは僕が学生時代に試奏をするために楽器店によく行っていたからなのですが、お客様が弾いているときは中断して話しかけることはしません。

先輩からの学びはいかがですか

見て盗むタイプなので、先輩から学んで取り入れている部分は多いです。売り場に立ちながらも、「このギターに対してこういう言い回しをするのか」と、共感できるものがあれば使わせてもらっています。笑顔で、軽い雰囲気も大事にするというのも先輩から学んだこと。お客様の緊張感がゆるんで、フランクに話せます。

CHAPTER 3 良いコミュニケーションが活力

仕事をしていてうれしい瞬間は?

教室業務で自分が最初に手続きをさせてもらった生徒さんが、コース入会後に「ギターを1本買いたい」とおっしゃって、僕が対応する機会がだいぶ増えてきました。さらにその生徒さんが、発表会で1曲弾けるようになってるその場面にも立ち合うことも。うれしいものですね。
生徒さんとは、ギター好き同士楽しい会話ができるので、販売とはまた違ったコミュニケーションの醍醐味があります。ときには「このあいだの発表会でお世話になりました」と、声をかけていただくことも。ステージ周りのセッティングやPA(音響器材)操作をしていたので、気づいてくださったようです。音楽教室の仕事もしているからこその喜びです。

LM以外の販売についてはいかがですか

鍵盤楽器の質問をされたときは、「自分はピアノを弾かないのですが、あとで僕より詳しいものがお話しますね」と前置きしたうえで、ざっくりとしたイメージを持っていただけるようにその楽器の機能的な説明をします。お客様にとっては、販売員の得意分野などわかりませんから、安心していただく姿勢は必要です。

CHAPTER 4 これから

数字目標に対しての取り組みは?

売り上げ目標は、商品の力やお客様との直接の関わりで結果につなげられるけれど、教室募集は直接的な働きかけができないので、きびしい面があると感じています。広報宣伝の準備の1つとして、ららぽーと立川立飛センターを受講する人がどこから来ているのかを調べてちらしのポスティングのエリアを変えてみるなど、「商圏」をつかむことを重視しています。

入社3年目。これからの展望は?

魅力的な商品を増やしていきたいし、エフェクターはこれからも自信を持ってラインナップを充実させていきたい。宮地楽器だから買える良き商品を増やしていきたいです。それから、販売、教室の先輩の仕事をもうちょっと吸収して、よりスムーズに仕事ができるようにしていきたいという気持ちももっています。
これは社内的なことですが、教室担当者用にギターの総合カタログのようなものを作りたいです。誰でも生徒さんに説明できるように共有できたらと思います。ギターの販売も教室の内情もわかる立場にいるので、そこをうまく活用してどちらのかゆいところにも手が届くような動きをし、職場を改善しけいける人材になっていけたらと思っています。

今、お仕事は楽しいですか?

はい。流行の音楽やカルチャーなど日々広範にインプットしていて、アウトプットできるものが増えていくというのが楽しいし、会社で責任を持たなければならない部分が増えてきていて、そこも仕事の喜びだと思っています。

これからも「好き」を、仕事に大いに活かしてください

去年の4月、女子高生がお店に来て、「陸上部か軽音部で入る部活を迷っているんです」と。「どっちもいいけど軽音部は楽しいよ」と言ったら、軽音部に入りギターを買いに来てくれたんです。今でもたまにメンテナンスに来てくれるのですが、リードギターのレパートリーができて文化祭で弾いたそうです。音楽ファンを増やせたといううれしさがこみあげました。
音楽は「言語」で、音楽を知っていることでコミュニケーションできる。演奏ができればセッションもでき、共通言語になり得ます。音楽がなかったら僕の人生はまったく違うものになっていたでしょう。「音楽好き」という立ち位置にいる人を増やしたい。楽器店は、その入り口になる場所です。大きな夢ですが、木を見て森も見る姿勢で仕事をしていきたいと思っています。

QUESTION & ANSWER 先輩社員の一問一答

宮地楽器の社員、先輩はどんな印象ですか?
それぞれが違った角度・姿勢で「音楽」に接していて、自分にはない視点を気づかせてくれます。
休日の過ごし方は?
バンドで演奏したり、自分で淹れたコーヒーを飲みながら映画を見たり。
学生時代の思い出は?
暇さえあれば常にギターを弾いていました。
宮地楽器で叶えたい夢は?
全国の製作者を巻き込んで楽しい商品企画を行うこと。
全国のギタリストをもっと「沼」へ引き摺り込みたいです。
SCHEDULE

ある日の一日の仕事

  1. 9:30
    9:30

    出社、メールチェック・社内レポート確認、開店準備

  2. 9:30
    10:00

    オンラインショップ注文確認、入荷物確認

  3. 9:30
    11:00

    新入荷品の販売準備、問い合わせ対応

  4. 9:30
    12:00

    休憩

  5. 9:30
    13:00

    社内ミーティング

  6. 9:30
    14:30

    出荷物の確認、手配

  7. 9:30
    15:00

    接客、商談

  8. 9:30
    17:00

    社内業務の確認、メールチェック

  9. 9:30
    18:10

    退勤

MESSAGE 応募学生へメッセージ

たとえ音楽と無関係の学歴でも、一度就職したらそれは関係なくなるものだと思っています。大事なのは、仕事に対してどれだけ熱量があるかということ。熱量を高めたり、維持することは自分の努力で可能です。宮地楽器は素敵な方がそろっているので、一緒に働いていて楽しいと感じるときが多いです。物に対しても人に対しても興味をもって臨める方、同じ熱量をもってお仕事に臨める方に来ていただけたらうれしいです。

H.O

VOICE 先輩社員の声

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MESSAGE クロストーク

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人事課からのメッセージ

採用活動を通じて、
多くの学生たちの意志や意見に触れることを
私たち採用チームは大事にしています。
意欲にあふれるみなさんと会えることを
楽しみにしています。

音と生きる」を
一緒に実現しませんか

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宮地楽器 人事課

営業時間10:00~17:00(12:00~13:00を除く)
土・日・祝日休業

042-383-5551(代表)