宮地楽器

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INTERVIEW CROSS TALK クロストーク 01 趣味を仕事に。本物の仕事人を目指す

神田営業部 EC A.K

2009年入社。大学内の音楽サークルの先輩が宮地楽器で働く姿に共感し、当社へ。音楽を通じたお客様へのサポーターとして、当社の商品をECで全国へ発信中。

神田営業部 RPM R.K

2016年入社。バンドサークルと宅録を中心に音楽活動に没頭する大学時代を過ごし、就職を機に関西から上京。入社後はレコーディング機器販売事業(現:RPM)に配属、録音に関するお悩みを抱えたお客様の良き相談相手となれるよう邁進中。

神田営業部の仕事

独自のセレクトが光る逸品を揃えたギター・ベースの専門ショップ「MIYAJI GUITARS KANDA(MGK)」、国内最大級の品ぞろえを誇るレコーディング機器専門店「RECORDING PROSHOP MIYAJI(RPM)」、およびEC事業、卸売事業を展開。多様化するニーズをとらえ、お客様に信頼される店舗として、日々営業しています。

※所属部署は取材当時のものです。

CHAPTER 1 入社までのルーツ

入社して6年間は、現在のRPM(Recording Proshop Miyaji)の前身店舗を担当し、その後は神田EC部門の責任者になって10年ほど。私の場合当時の上司が大学の2つ先輩で、法人営業中心で販売をしていた音響機器販売事業を一般ユーザー向けへの販売強化をしていった人で、それを追っかけてきた感じ。「音楽好きの理系大学出身者」が趣味を仕事に活かす人生を選んだ結果、音楽を通じて人のサポーターになれる仕事として宮地楽器と巡り合ったのだけど、Rさんは外語大出身だよね?

そうですね。私は外国語大学出身なので専門的に音楽を学んだことはないのですが、学内にあった軽音サークルがきっかけで独学で音楽を始めました。就活では強みを活かすために、音楽に関する企業にだけ応募しました。宮地楽器は自分が好んで使っていたDTM*ソフトを販売していた企業だということを知り、親近感を覚えてエントリーしたんです。。
*DTM:Desk Top Music。コンピュータを用いた音楽制作のこと

Rさんの年代はもうDTMが主流になっていった時代か。軽音楽の経験もあるから、MGK(Miyaji Guitars Knada)も気になったんじゃない?

もちろんギターやエフェクターなどにも興味はありましたね。二次面接の後、店舗を見学させてもらう機会があったのですが、品揃えを見て「これが東京の楽器店か!」と驚いたのを覚えています(笑)。配属については「LM*に興味があり、第一希望は販売職」ということは伝えましたが、音楽教室に配属になる可能性もあるとのこと。まあ、それでもいいかな、くらいに受け止めていました。Kさんが入社したときは、新しい柱となる事業としてDTMを押し進めているときでしたよね?
*LM:Light Music。宮地楽器ではギター関連・音響機器販売等の事業を指す

そう。ゼロスタートだからやりやすかった。1つずつ勉強しながら20代前半はやりたいことにめいっぱい力を注いで、先輩といっしょに売り場を作っていったという自負もある。有償セミナーの企画をしたりも。「考えたことを形にする楽しさと手応え」が今も続いているという感じ。

私が入社した時期は、Kさんたちが作りあげたレコーディングコーナー(現RPM)や、在庫管理システムといった基盤が既にありました。入社してからしばらくは、まずは先輩に言われたことをインプットして、徐々にアウトプットしてと、着実に仕事を覚えていく感じでした。

仕事に自信を持てるようになったのはいつくらい? 私の場合、自分の動きができて、対応したお客様から「宮地楽器さんで買ってよかったです」と言葉をかけてもらったり、自分がやったことに関して直接的な結果が出たり、劇的な成果でなくても、心がうれしくなることが自信になっていったように思う。

入社4年目あたりですかね。ちょうどRPMが移転・増床したタイミングで、扱える商品も増え、リーダーとして後輩をとりまとめる立場になりました。自分の提案がお客様の心に届くようになって、売り上げの数字としても現れて、良い循環が生まれていきました。落ち着いた接客を評価されることが多く、お客様から年齢を実年齢より上に見られることが増えました(笑)。

CHAPTER 2 店舗の垣根を超えた共同運営

Rさんが最初MGKを「これが東京のギターショップか!」と思ったというのは、競合他社が扱わないような、希少な木材を使った商品や国内ブランドからスタッフが厳選した商品、海外のメーカーと直接やりとりをして輸入した商品―ひとことでいうとニッチな商材で独自性をもたせるコンセプトからだね。

MGKは今の場所に移転してからは、お客様にゆっくり試奏していただけるラウンジのような雰囲気になりましたね。

意識したのは、お客様同士がその場でセッションを始めたりする海外のギターショップのようなたたずまい。高額帯の商品が多いからこそ、じっくりていねいに接客したかったんだ。

インターネットで情報があふれているなか、「試して納得して自分に当てはまる商品を手に入れてもらえる店づくり」をしているのはMGKもRPMも共通ですよね。RPMは「体験型店舗」と銘打って、定番商品はもちろん、他のお店にはないユニークな商品、高額な商品も、すべて試せるショールームのようなお店にしています。お店のコンセプトとお客様のニーズの両方を満たすことを常に意識しています。

そうだよね。私の場合、「売れる」と直感するものが自分の欲しいものとリンクすることが多いけれど、それを実際売れるものにするというところが販売の難しいところ。失いたくないのは、楽器好きな人が「面白いものはないかな」と探すのと同じ目線。海外の展示会に出向いて個人工房の楽器を見つけたり、海外メディアサイトやインスタグラムなどでメーカー情報を定期的に見たりといった地道なことを大事にしてる。

MGKはYouTubeチャンネルも好評ですよね!スタッフが商品の説明・試奏をして、気になったお客様はそのままECページで購入できる仕組みになっています。ECは神田営業部の主軸の1つだし、MGK・RPMとの連携は非常に大事。RPMはまだ動画コンテンツはありませんが、新しい商品を紹介するときにはECページの作成と同時に「ぜひお店で体験を」と発信して、Webとリアルの接点どちらも準備してスタートさせるようにしています。

ギターはECサイトがカタログのような役割をはたしているし、それぞれが仕入れ、店舗販売、EC販売とすべてを完結させているスタイルだから、店舗スタッフそれぞれの個性を活かして直接的にECにかかわることが重要だと捉えているんだ。お客様が、あの人のマネをしたい、同じ商品を使ってみたいというところにもつながっていくんじゃないかな。

ECとお店のスタッフの連携はできていますよね。在庫管理を共通にしているから、商品がEC向けかお店向けかとか、料金設定のすり合わせなど仕入れの相談をいつでもし合える。Kさんはお店にもまめに来てくださいますよね。そこも宮地楽器の面白いところじゃないですかね。スパンと縦割りではないところが。

宮地楽器のECは、店舗とECが共同運営しているタイプ。社会的に見ても、特に小売業界は部署間の垣根を下げるのが主流になってきている。あまり違和感なくそこにシフトできたことはよかったと思う。

CHAPTER 3 「ここで買いたい」と
思う店って?

お客様に頼られるのはうれしいけれど、年々悩みのレベルが高くなっていると感じない?

感じます。特にコロナ以降ですかね、楽器演奏だけを楽しんでいた方がライブ配信もしたいといった特需もありましたし、録音は「宅録」以上のクオリティ以上を目指す方も増え、高価格帯の商品をおすすめしないと解決しないような悩みをご相談頂くことも多くなりました。どんな悩みも受け止められるように、スタッフは常に商品の勉強をしています。

本物志向のお客様が増えたことで、私たちの向かうべきところがはっきりしたように思う。情報があふれている今だからこそ、ずっとやってきた「お客様が本当に知りたいことを提供する」というミッションが実になってきていると感じている。

半端な物は売れない、いいものはちゃんと売れる、という時代。販売に携わるスタッフとしては、まずは自分が体感して、その商品の良さをきちんと伝える力がますます求められていくのだと思います。お客様のニーズも様々なので、それぞれに合致した商品を提案できなければいけない。
RPMではスタッフの提案と、それを実感して頂くための試聴を軸に接客を進めますが、有難いことに「説明が聞けてよかったです。資金を貯めてまた来ます」とか、「○○というお店で安く売っているけれど、いろいろ考えた結果宮地さんから買います」と言って頂くことも多いです。

「音響科のかかりつけ医」を見つけてくださった、というところかな。「宮地楽器で買いたい」という価値を持ってもらいたいし、価値を提供する方向性はぶれずに守っていきたいね。

CHAPTER 4 これからの神田営業部

最近はECで商品を売ることだけでなく、宮地楽器から買っていただくということを最終的な目的としたいと思っている。ECで魅力を感じてお店に行こうというような「ハブ」としてのECの役割を高め、店舗がもっている強みをECと共有して伝えられれば、神田営業部全体の売り上げを上げていけるはず。そのために、必要としていた商品にスムーズにたどり着ける購買体験ができるようにまとめあげていきたいと思っているんだ。

他社サイトで「商品を購入してみたけどダメだった」というレビューを見ると、ちょっと悲しい気持ちになりますね。RPMに来て頂ければ、試して納得してから購入して頂けます。悩みを相談できて解決してくれる店づくりは今後もぶれずにやっていこうと思います。

今後は、来店できない方のために、Webの仮想空間で店舗での購買体験をしていただけるような工夫も大事だね。それと、やはり外向けへのアピールの仕方も課題。「知る人ぞ知る宮地楽器」は、いいところでもあり弱点でもある。大々的なアピールは得意としてこなかったけれど、方法を考えてやって行こう。

MGKと同じくLM商品を扱っている「ららぽーと立川立飛店」の若手もやる気もオリジナリティもあって良い調子。もっと連携できたら、得意分野の知識を交換しあってLM事業部全体のレベルを上げられるし、新たなアイデアも浮かんできそう。その時々で部門の好不調はあるから、システム化をさらに整えて遠隔でもサポートできる体制をつくり、いま力を入れるべき部門を全体でサポートしあっていけたらと思います。

いろいろ課題も見えてきたね。RPMも本社ビルに移転してから4年経って、原点回帰する場面。向かう方向を改めて皆で見定めて、同じ方向を向いてさらに事業部のクオリティを高めていきたいね。楽器や機材はあくまでツールの1つ。これからも社会情勢の変化を感じ取りながら、人に何を提供できるかを追究していこう。
管理者としては、働きやすい環境を整えるためにスタッフの声を拾って、変えられるところは変えていかなければ。商品の個性もスタッフの個性も強みにしていきたい!

MESSAGE 応募学生へメッセージ

追究肌のスタッフと交流しながら知見を高め、深い知識をもったお客様と意見交換しながら納得して買っていただく販売スタイルを続けることができ、これまでよい働き方ができてきたと思っています。自分の頭で考えて動き、主体的に仕事に取り組める方、許容力、忍耐力をもって組織の中でバランスよく力を発揮できる方、何より、やり通す意思の強さがある方を待っています!

A.K

販売職はお客様に一番近いポジションにあります。お客様から直接ニーズを聞くことができ、それを解決できれば自分の実績につながるという、潔くて面白い職業。自分のスタイルが1つできると楽しくなりますよ。MGKもRPMも個性的なお店。「このことなら誰にも負けません」なんて方が現れると嬉しくなりますね。やりたいことにのびのびとチャレンジしてもらえる舞台は整っています。刺激し合って一緒に成長しましょう。

R.K

VOICE 先輩社員の声

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MESSAGE クロストーク

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人事課からのメッセージ

採用活動を通じて、
多くの学生たちの意志や意見に触れることを
私たち採用チームは大事にしています。
意欲にあふれるみなさんと会えることを
楽しみにしています。

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宮地楽器 人事課

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