宮地楽器

総合窓口

INTERVIEW CROSS TALK クロストーク 02 成功体験の積み重ねが自分をつくる、自信を生む

教室業務課 八王子センター S.M

2011年入社。地元・北海道から上京し、総合大学で音楽を学ぶ。入社後は八王子センターでの勤務を続け、現在はエリアの部門長として、八王子エリアでの教室事業推進に取り組む。

教室業務課 八王子センター T.T

2022年入社。大学在学中に音楽イベントプロジェクトを立ち上げる。コロナ禍でイベントが満足にできなかった経験から、イベントの重要性に気づく。現在は八王子センター教室長として、生徒様が楽しく続けられる教室づくりに臨む。

八王子センターの仕事

八日町一丁目バス停すぐそばの宮地楽器八王子センターは6階建てのビルにバレエスタジオ、八王子ホールを備えた音楽教室。ピアノ、ギター、民族楽器といった多彩なコース展開のほか、スタジオ・ホールのレンタル利用など、地域に密着した運営を目指しています。

※所属部署は取材当時のものです。

CHAPTER 1 お互いの入社のきっかけ

私の就活期はリーマンショックのあと。Tくんはたしかコロナショックの最中だったよね。私は総合大学の芸術学部出身で、学生時代の吹奏楽とオーケストラでの演奏経験から音楽に携わる仕事がしたくて音楽業界を中心に、それ以外でも、例えば吹奏楽クラブの活動が盛んで地域貢献もしているような企業も受けていたけど、なかなか厳しかった。Tくんはたしか、旅行業界を志望していたよね?

はい。大学では経営や地域発展を学んでいて旅行が大好きだったので、当初は旅行業界一択だったんですがコロナで採用枠がほとんどなくて…。視野を外に向けたときにまっさきに頭に浮かんだのが「音楽」でした。僕も中高で吹奏楽をやっていて、大学でも自分で音楽イベントを企画して、パーカッションやキーボードを演奏していたこともあって。
趣味だった「音楽」を仕事として取り組んでいけるのだろうかという不安はありましたが、苦境にあってもう1本の自分の柱を考えたとき、やっぱり「音楽」でした。人と人がつながる「イベント」が大好きなので、宮地楽器ならそれも活かしていけるように思ったんです。Mさんはなぜ宮地楽器に?

私も、宮地楽器は教室だけでなく楽器店、イベント、そして関東中心に地域に手厚く音楽に貢献しているというところに惹かれました。Tくんと同じで、「音楽」というキーワードは心の片隅にいつもあってつながったご縁なんだと思う。

CHAPTER 2 長くレッスンを
続けてもらうための工夫

私もTくんも教室担当の希望がかなって、Tくんの初任地は昭島モリタウンセンター。昭島モリタウンセンターはショッピングセンター内に店舗と教室を持つスタイルでイベントスペースもあり、力を発揮できたのでは?

当時の上司と僕とショッピングセンターの担当者と食事する機会があり、話題の中で、コロナ禍で足踏みしていたフードコートでのイベントを復活させることができました。新たに「ティータイムコンサート」とネーミング。プログラムやちらし作り、時間設定など、ゼロからのスタートで、200人ほどのキャパをどこまでいっぱいにできるのか不安もありましたが、施設サイドの協力もあって成功。昭島モリタウンセンターの講師が生徒さんを誘ってくれたりもして、それがダブルレッスンにつながったりもしました。このイベントは昭島の月1恒例イベントとして定着し、昭島チームが引き継いでくれていることがとてもうれしいです。

自分で一から取り組んだことは力になるよね。学生時代とはどう違った?

仕事ではイベントが終了したところがスタート地点でもあるので、生徒募集や楽器の紹介に重点を置くには気持ちの切り替えが必要でした。でも、ニーズを探りながらイベントと数字を結びつけることを学んだティータイムコンサートの経験は、僕の仕事の原点になっています。

八王子でも経験を活かしてぜひ力を発揮してほしい。八王子センターでも生徒募集向けのデモ演奏もやってきたし、最近では駅前でデモ演できる場所の開拓も。商業施設に営業をかける経験は、それまで地元自治会や商店会との関わりがメインだった私にとっては、客観的に会社を見る機会にも。貴重な経験でした。
「音楽教室」の仕事はイメージ通りだった? 私は思った以上に細かな準備や調整が多いと私は感じたけれど、Tくんは、ギャップってありました?

僕も、同じです。音楽教室は講師や生徒さん、保護者の方とのコミュニケーションで、一体となって動いていくんだなとつくづく。センターごとに少しずつやり方が違う部分はあると思って八王子に来ましたが、Mさんは、今取り組んでいる仕事の「根拠」を明確に伝えてくださるのでありがたいです。ちらし1枚を作るにしても、ただ数字を打ち込むのではなく、どこに重きを持つのか、意識を持てるようになりました。

これまで新入社員に伝えてきたのは、仕事に取り組むときには「目的や目標を持って行動してほしい」ということ。「音楽教室は一体となって動いている」と表現してくれたけれど、生徒さんに楽しく通っていただくためにも、講師に充実感を持って教えていただくためも、関係性を構築する「道のり」を大事にしてもらいたいと思っています。

やはりコミュニケーションが大事ですよね。Mさんはどんな働きかけをしましたか?

生徒さんの名前と顔を覚えて、名前で話しかけて会話するする機会を増やして自分のことを覚えてもらうというのは、新人のときから意識してやっていました。コロナ禍以降、人と話すのが苦手という人が多いと聞くけれど、そこの殻は破っていかないと、「あなたから楽器を買いたい」とか、「この人に相談しよう」と思ってもらえないと思うんです。
「その人に寄り添った一歩進んだ提案をする」ということも大事にしています。多方面にアンテナを張って情報を持っておき、少し先回りしてその方に合った情報を提供することが、このセンターに通っていてよかったと思ってもらえることにつながるのかなと。仕事としてより、人としてのかかわりを大切にして会話したいなと思っているんです。

先回りしてその方に会った情報を提供。僕ももっと勉強しなくては。

少しのことからでいいと思う。イベントに出た生徒さんをお見かけしたら「この前のイベント、お疲れ様でした。見ていました」と声かけするだけでうれしいと思う。このお子さんは伸びると確信したときに強めにグランドピアノをおすすめすることがあるけれど、私を頼って買っていただいて上位の大会にエントリーするなど成長した姿を見ると、幸せを感じます。そんな体験を重ねるうちに、仕事が自分にとって意味を持つようになってきて、自分なりのスタイルができてくる。お客さんが買いたいものだけではなく、「これなら、もっとすばらしい世界を見せてくれますよ」という提案ができることが私たちの仕事なんじゃないかな。

関心を持ってお一人ひとりを見ることが大切ですね。喜びを共有する体験を積み重ねていきたいです。

教室業務は、日々の電話対応ひとつをとっても、対話の仕方でありがたく思っていただけたりする仕事。どんな経験も自分の肥にしていけるように積み重ねることはとても大事なところだと思う。

CHAPTER 3 仕事とプライベートに関して

Mさんは八王子エリアを管轄する責任のある立場ですが、自分がやりたいことと会社として達成すべき数字目標のバランスのとり方で心がけていることはありますか? 僕は入社前、目標数字はあるのはわかっていても、それに至る過程ですべきことを全くイメージできていませんでした。たとえば10人教室に入会していただくなら何人の方から問い合わせがあればいいのかとか、どんな仕掛けが必要なのかとかいうことも。

私も同じですよ。予想以上に数字がついてくると思いました。思うように結果が出ないときは厳しい立場に立たされることもあるけれど、結果が出なかったことは事実であって、原因や要因を分析して、次なるプランを持って臨んでいます。どんなときでも責任は持っていなければいけないという気持ちはあるし、うろたえてはいけないという気概はあるのです。

先が見えているということですね。

チームプレーの中に自分がいるという意識は大事で、皆が仕事がしやすいように自分ができることをするのは当たり前のことだと思う。ただ、コロナを経て考え方が少し変わりました。しんどくてもちょっと我慢して頑張るのが仕事だったけど、我慢してまで頑張る必要はないというように認識が変化しました。もちろん、優先順位をつけてすべきことはしっかりやるけれど、自分が率先してちゃんと家に帰れば後輩も仕事がやりやすくなるはず。逆に、後輩たちはうまく休日をとって気分転換に旅行に行ったりして、ワークライフバランスのとり方が上手。私も見習っているんですよ。

CHAPTER 4 更なる八王子センターの
発展に向けて

私はこれまで異動がないという宮地楽器では稀有な道を歩んでいるけれど(笑)、Tくんは入社1年半で異動。人事異動が出たときはどう受けとめて、どんなふうに気持ちを切り替えたの?

生徒さんの人数の違いもあるし、昭島モリタウンセンターは店舗併設だったけれど八王子はホール併設。環境は激変しても、新たな楽しさを見い出してやっていこうという気持ちで臨みました。異動して目にとまったのが、シニア向けの「シルバージャンベ」です。Mさんが立ちあげたんですよね。

新規立ち上げではなく、既存のコース名に「シルバー」をつけて、内容をマイナーチェンジして打ち出してうまく響いたというケース。アイデアを形にしていく環境は、宮地楽器は新人にも整っていると感じています。とはいえ新しいことをするのは新人にはやはり大変だから、後輩から「やってみたい」と相談を受けたときには、よりクオリティの高いものにできるようにアドバイスし、フォローしてきました。Tくんは昭島モリタウンセンターでダンスコースを成功させましたよね。八王子でもアイデア、期待していますよ。

コロナで閉じたダンスコースを復活させ、今はクラスが増えて盛り上がっているようです。自分がメインで新規コースを立ち上げたことはまだないので、八王子のニーズをつかんで成功させたい。春募集に合わせて計画中の新コースも、自分の勉強としてもやっていければと。

弦楽アンサンブルのことね? 年次が上がるとなかなか取り組めないこともあるので、自分ができなかったことを後輩に託すという意味合いもあるんです。若いからこそ会社の取り組みを客観的に見ることができるはず。私には考えつかなかったような新たな募集のアイデアを待っています! いっしょに八王子センターを魅力的な教室にしていきましょう。

MESSAGE 応募学生へメッセージ

好奇心をもってインプットした情報を仕事の場で活かせるので、音楽経験は不問です。多くの物事が同時に進んでいくので、こだわりすぎずスピード感を持って仕事に向かえることも大事。選り好みせず興味関心を向けられる方といっしょに仕事がしたいです。

S.M

周りを見渡せるだけで自分も同僚も動きやすいし、教室運営もスムーズに回っていきます。視野を広くとって興味をもったことをたくさん吸収し、仕事に活かしていきましょう。

T.T

VOICE 先輩社員の声

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MESSAGE クロストーク

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人事課からのメッセージ

採用活動を通じて、
多くの学生たちの意志や意見に触れることを
私たち採用チームは大事にしています。
意欲にあふれるみなさんと会えることを
楽しみにしています。

音と生きる」を
一緒に実現しませんか

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宮地楽器 人事課

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