INTERVIEW
先輩社員図鑑
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03
小さな成功を大きな夢に
教室事業部 昭島モリタウンセンター
K.N


昭島モリタウンセンター
ってこんなところ
宮地楽器昭島モリタウンセンターはJR青梅線昭島駅北口すぐ、大型ショッピングセンター「モリタウン」本館2階にある楽器店併設の音楽教室です。1歳より始められる「ヤマハ音楽教室」から、シニアの方まで楽しめるバラエティ豊かなレッスンの数々。音楽はもちろん、キッズダンス・バレエ・ロボット教室といったコースも人気です。

K.Nはこんな人
2021年入社。ピアノを幼少期から続け、音大で指揮科を専攻。音楽を続ける傍ら、3歳からバレエにも打ち込む。音楽とバレエの経験を活かし、当社の教室事業発展に奔走中。

人事課 S.Fがインタビュー
※所属部署は取材当時のものです。

CHAPTER 1 入社のルーツ
宮地楽器との出合いは?
音大の指揮科に入学して間もなく、ららぽーと立川立飛店に楽譜を探しに行ったのが最初です。海外のレアな譜面なのに何人もの店員さんが親身になって対応してくれ、素敵な楽器店だなと思って忘れられずにいました。卒業後の進路として留学や大学院進学を選ぶ友達が多いなか、私は学びの中で人とコミュニケーションをとることが好きだと気づき、それを活かしたくて楽器販売の道に進むことを考えました。
「音楽」と「コミュニケーション」。 2つのワードが音楽業界への就職につながったのですね。そこで宮地楽器が浮上したのは?
宮地楽器の「お客様と長いつきあいをしていく」という理念を知り、ららぽーと立川立飛店での記憶がよみがえってきたんです。
私はコロナ真っ最中の就活世代。採用を見合わせる企業もありましたし、面接もオンラインが取り入れられるなか、宮地楽器はすべて対面での面接。会社やお店の雰囲気は直接自分の目で見て感じ取りたかったので、そこにも安堵感を感じました。

配属は音楽教室に。希望とは異なりましたが...
ただ、昭島モリタウンセンターは店舗を併設しているので、教室と店舗、両方を経験できることがうれしかったです。高校まではピアノ科だったので、昭島モリタウン店のラインナップなら演奏経験も活かせそうでした。何より私、昭島市出身なんです。モリタウンは小さい頃からなじみがあったので、驚きつつも、知っていることのありったけを仕事に役立てようと、前向きに考えました。

CHAPTER 2 開講コースの苦労とやりがい
昭島モリタウンセンターはダンスが盛ん。Nさんはバレエ経験も長く、1年目からダンスコースの新開講も。 期待されたのでしょうね
バレエのお稽古には3歳から16歳まで週4くらいで通っていました。宮地楽器がダンスも含め音楽以外のコースをこれほど展開しているとは知らず、採用面接のとき、バレエ経験を深掘りされたのはそういうことだったのかと合点しました。昭島モリタウンセンターもバレエの生徒さんがとても多く、配属されたときは、生徒さんの気持ちに寄り添えるように思いました。
1年目で新開講したのは、ジャズヒップホップコースです。もともと昭島モリタウンセンターにあった既存のダンスコースを整理するところからのスタートでした。保護者の方に経緯や今後のレッスン継続などについてご説明し、何とか特に大きなトラブルもなく進めることができました。いざ新コースの開講準備となり、上司と話し合って、他センターでのコース名称である「ヒップホップ」に「ジャズ」の冠を加えることにしたんです。

それだけでかなりイメージが違いますね。幅広いジャンルで踊れるのかな、と思えます
そこがねらいです。当時K-POPが流行っていたこともあり、間口を広く取りたかったんです。ちらしづくりにはこだわりました。他社のちらしを研究したり、MDJ*の写真からジャズヒップホップのイメージに近いものを厳選し、今ままでなかったデザインのちらしにしました。配布後問い合わせが殺到。反応がよかったのでキッズとプレコースを同時開講することができました。生徒さんたち、受講半年でMDJに出演したんですよ。
*MIYAJI DANCE JAM:年に1度の全ダンスクラス合同の発表会
努力が実りましたね
入会のご案内をする場で過去のMDJのDVDを流して大きなステージに立つイメージを持っていただいたり、好きな曲を聞いておいてストレッチのときに流してあげたりと、モチベーションアップにつなげました。新しい先生に親御さんとのコミュニケーションづくりを心がけていただいたのは先輩からのアドバイスで。新コース開講時は、打ち出し方や先生への働きかけが大事だと痛感しました。
開講までの道のりはどうでした?
案がまとまったら開講申請を提出し、数字目標を3か月後、半年後と立て、開講時期、先生の確保…事前に決めることがたくさん。特に数の予想を立てるのは大変でした。細かいところでは、開講時間は幼児や小学生が間に合う時間に設定しなければいけなくて、体験レッスン段階で微調整したりもしました。お子さんとの会話ひとつをとっても最初はどぎまぎしましたが、表情や声かけの言葉は先輩たちを見て学びました。
2年目はアクロバットコースを開講。ジャズヒップホップコースの経験は活かされましたか?
昭島モリタウンセンターなら!という期待の声をいただいたので、ゼロから作り上げる覚悟でのぞみました。でも初めてのコースなので使える写真もなく、ちらし作りも大変でした。イメージに近いものを集めたり、レッスン風景を撮影させていただいたり、「キッズ体操コース」や「体育の授業でヒーローになれるよ」など、内容をイメージできるようなコピーにも知恵を絞りました。体力づくりもイメージできるインパクトのあるデザインに仕上げていただき、お問い合わせをたくさんいただきました。
イメージをもって来ていただくことが入会につながるんですね。その後も昭島モリタウンセンターはダンスが盛況です
モリタウンが駅チカという立地も好条件になっていると思いますし、紹介で入ってくださる方が多いのはありがたいことです。地元の団地の夏祭りにダンスチームで参加したり、モリタウンで宮地楽器の近隣センター合同のダンスイベントを行うなど、さらなる周知を実践しています。ダンスは特に、先生が変わったり友達が辞めるタイミングでメンバーが減ってしまいがちなので、MDJまでモチベーションを継続させるための働きかけでもあります。

CHAPTER 3 異動と兼任。どこが大変? 何がやりがい?
Nさんは2年目の途中で福生センター・河辺センター兼任での異動、その1年後には昭島モリタウンセンターに戻り、あきる野センターを兼任。 各センターの特徴をつかんで教室を運営するコツは?
どんな小さなことでも、各センターの地域性の違い、街の変化、よさや不足している点を見つけて、それぞれに合った募集方法、外へのアピールの仕方を意識しました。兼任は、いまだに双方のバランスのとり方が難しいんですけど、今は昭島モリタウンセンターの新入社員が成長してくれているので仕事を分担しつつ、両方をやることでそれぞれを俯瞰して見れるように力を注ぎたいと思っています。

異動や兼任はネガティブなことばかりではなかったようですね
ほかのところを見たからこそ活かせることがありました。他センターは昭島モリタウンセンターよりも生徒さんとスタッフさんのコミュニケーション量が多く、プラスアルファになるような対話がとても自然。それってとても大事で、受講の継続にもつながると確信しています。

CHAPTER 4 これから叶えたいこと
楽器販売についてはどうですか?
楽器を買ってもらって家に迎え入れたときの感動はひとしおです。7歳だった私もうれしくてうれしくて、その記憶は鮮明です。購入されたお客様の感動に立ち合うたびにあのときのときめきを思い出せるのは仕事冥利に尽きますね。親御さんが子どものためにピアノを買うのは大英断です。親子の大切な体験をずっと心の灯にしていただけるように、「必ずお子さんといっしょに選んで決めてくださいね」と伝えています。

これまでの人生で経験したことがすべて仕事に活きているようですね
ピアノを弾きながら販売するのは夢でしたし、生徒さんから音大進学の相談を受けて実体験をお話させていただけることや、音楽を学んだのちに音楽を仕事にするというロールモデルになることも、私にとっての小さな社会貢献です。指揮科では人の気持ちを察することも大いに学んだので、社会人としてのふるまいに活きているのかもしれません。音大で学んで宮地楽器に入れて本当によかった。
これからは人を育てる立場にもなりますね
新入社員時代、敬語が苦手で、先輩がていねいに対話や文書の言葉づかいを教えてくださいました。宮地楽器は一人前になるまでしっかり見守り、時間をかけて育てていく気持ちを持った先輩が多いです。私も後輩の後ろ盾になれるように努めたいです。
これからの夢は?
ダンスコースを繁栄させていきたいです。大好きなダンスをたくさんの人に体験してもらいたいんです。今までの成功経験が色褪せないように、これからも実績を重ねられたらと思っています。
今後も「コミュニケーション」は大切にしなければいけませんね。講師とは雑談の中で楽器の話や最近の生徒さんのようすが聞けますし、スタッフとは社内メールでもSNSでもどんな形でもいいのでこまめに情報共有しなければ。「あなたを気にしているよ」という姿勢が見えれば、スタッフさんも講師も頑張れると思うんです。何でも話せる関係性を作って、成果につなげていきたいと思っています。
先輩社員の一問一答
- 宮地楽器の社員、先輩はどんな印象ですか?
- 優しく温かい方ばかりで分からないことがあるといつも丁寧に教えてくれます。
- 休日の過ごし方は?
- テーマパークに行くことが趣味なので、よくテーマパークに行き写真を撮っています。
- 学生時代の思い出は?
- 主専攻だったオーケストラの指揮を勉強しながら、ピアノや作曲もしていました。
- 宮地楽器で叶えたい夢は?
- 小さなお子様が大人になった時に、宮地楽器で楽器を購入してよかった、宮地楽器音楽教室に通ってよかった、と思っていただけるような瞬間をたくさん作っていきたいです。

ある日の一日の仕事
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出社、店舗・教室開店準備
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開店挨拶、メールチェック・社内レポート確認
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受付対応、経費・損益まとめ
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休憩
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センターミーティング
教室スタッフとの業務連絡や情報共有をおこないます
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受付対応、楽器商談
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契約書処理、楽器発注・納品依頼
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シフト作成
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退勤
応募学生へメッセージ
先輩社員の声
クロストーク

「音と生きる」を
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宮地楽器 人事課
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