宮地楽器

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INTERVIEW PERSONAL INTERVIEW 先輩社員図鑑 02 思わぬ配属先と、挑戦の先にあったもの 防音・リフォーム事業部 T.T

防音・リフォーム事業部
ってこんなところ

広々とした施設内に、さまざまな仕様の防音室や各種防音・吸音アイテムや再調整ピアノを展示。すべての製品を見て試すことができる、「音」の体験型ショールーム”プラザ立川ショールーム”を展開。
防音リフォーム事業部では、理想の音・住環境のためのご相談、状況に合わせた問題解決にむけ、お客様のニーズに合わせたご提案を行っています。

T.Tはこんな人

2022年入社。大学で国際交流を学ぶ傍ら、パソコンでの作曲も始める。
持ち前の探求心で、わからないことはすぐに調査。
広がる防音へのニーズに応えるべく、防音知識も日々獲得中。

人事課 S.Fがインタビュー

※所属部署は取材当時のものです。

CHAPTER 1 入社のきっかけと思わぬ配属

TさんはLM*の販売志望だったとか。配属を聞かされたときの気持ちは?

「プラザ立川ショールーム」に防音・リフォーム事業部があることは新人研修で知っていましたが、防音室を作っているのかなと考えていたくらいの認識で、正直驚きました。
*LM:Light Music。宮地楽器ではギター関連・音響機器販売等の事業を指す

就活では音楽業界に会社を絞っていたのですか?

はい。大学時代に趣味で曲作りをしていて、仕事で音楽にかかわっていきたいという気持ちをもつようになりました。性格的に興味のあることを仕事にしないと続かないだろうと思っていたので、就活では音楽と接点がある会社を見ていたんです。

宮地楽器が心に引っかかったのは?

大学のとき、オープニングスタッフのアルバイトで、ゼロから人間関係を構築して仕事を組み立てていくという体験をしました。そのとき何より大事だったのが「コミュニケーション」で、自分なりにうまくできた感覚があったんです。就活サイトで宮地楽器を最初に見たとき、「人とのつながりを大切にしている」という会社理念に共感できたのは、その体験があったからかもしれません。
最初に面接をしてくれたOさんの印象も大きかったです。フランクな対話から始まり、終始緊張せず、曲づくりをしていて録音機材に興味があること、宮地楽器はRPM (Recording Proshop Miyaji)に強みがあることに魅力を感じていることなどを、素直に話すことができました。

他社と比べて自分を出せた?

実は僕、ほかの会社は受けていないんです。Oさんとの面接から順調に進み、迷いなく入社を決めました。会社を選ぶときは、社員や会社の雰囲気は大事ですね。就活だけではその会社の中までは見えないですけど、僕は面接を通して宮地楽器の雰囲気がわかった気がしました。

CHAPTER 2 仕事で気づいた自分の適性

まさかの配属から3年経ちました 現在の心境は?

防音・リフォーム事業部に入って、知らない分野でもある程度やっていけることに気づきました。自分にそういう側面もあったのか、防音という仕事が好きだったのか、それはわかりませんけど、今、この仕事が一番向いていると思っているし、楽しいです。

どこに面白みを感じていますか?

何にも知らないところから、家の壁の仕組みってこうなっているのか、この素材はこれだけ音を止められるんだ…と1つ1つ知るのはとても面白いです。
曲づくりをしていたので防音室が欲しいというお客様の気持ちがわかり、同じ目線で話ができます。工事をともなう案件では、図面作成ツールを使ってパソコンで防音室の設計をしたりするんですが、どういう部屋にするか、どこにドアをつけるか、楽器をどう配置するかなど、細かいところまでお客様と話し合いながら自分のアイデアを反映できるところが楽しいです。

防音室は置き型のユニットタイプだけでなく、工事をともなうタイプでは設計が必要なんですね。防音・リフォーム事業部で自分が図面を書くと思ってましたか?

いいえ。営業、設計、現場監督と、仕事が縦割りになっているとイメージしていたので。宮地楽器は一人の担当者が全部を行うスタイルで、そこが強みでもあります。もちろん事業部内の専門家が協力してくださるんですけど、連携ミスを防止できるしお客様との信頼もつくりやすい。とてもいいスタイルだと思っています。

手応えを感じるのは?

入社1年後くらいに工事をともなう案件で、初めてまるごと自分で完了させることができたときは手応えを感じました。お客様は趣味で木管楽器を演奏される、マンションにお住まいの方でした。お部屋全体のリフォームと共に一部屋を防音室にしたいとのことで、防音とリフォームの連携がとれる弊社を選んでくださったんです。

仕事の入り口は防音だったりリフォームだったり、さまざまなんですね

はい。BtoC(一般消費者への販売・サービス)の案件が多いんですが、ときにはBtoB(法人への販売・サービス)の案件もあり、ハウスメーカーと協力して、新築ができるのと同時に防音室を設置することも。また、ある時は「他社で防音室を作ったが響きすぎて満足に弾けない」というご相談を受けました。防音室は楽器屋だけでなくハウスメーカーなどでも作っていますが、音を軽減させるだけでなく、防音室内の響き方にもこだわれるところが宮地楽器の本領です。

音の特性がわからなければ心地よい音の空間はつくれない

そうです。僕たちの仕事は、形のない音というものを扱ってその価値を提案するというのが難しいところ。そこを提供できるのが宮地楽器の防音・リフォーム事業部の理想の形だし、強みでもあると感じています。

CHAPTER 3 広がるニーズに応えるために

防音・リフォーム事業部にはどんな音の悩みを持ったお客さんが来られるんですか? ふだんの仕事内容を教えてください

家に楽器演奏用の防音室を入れたい、お部屋を防音室にしたいという方以外にも、階下への騒音対策、防音・断熱のために二重サッシにしたいなどの相談が。相談を受けたらショールームにご案内し、実際に体験いただきながら最適な防音対策をご提案。防音室を入れるとなれば、防音室の種類、工事をともなうタイプならドア、窓、床はどうするかなどを話し合いながら、現場調査をします。設計(図面作成)、工事、設置の段取りと手配、工事・現場管理、お引き渡しというのが基本的な流れです。

小さな相談もあるんですね

音の悩みなら何でもOKです。ほかにも、お客様自身で組み立て・解体ができる宮地楽器のオリジナル商品「VERY-Q」という簡易防音室があり、宅録やゲームが趣味の方に人気なんですよ。以前、音楽スタジオで偶然VERY-Qを見かけたときは、宮地楽器の製品が需要に応えられていることに充足感を覚えました。

これから磨いていきたいところは?

「楽器の知識」ですね。音域や音のエネルギーを知らないときちんとした防音のご提案は難しいので。社内に音楽に詳しい方がたくさんいるので、相談しながら学べたらと思っています。それから、最近シアタールームの依頼も増えているので、機材の知識を増やしたいです。
将来的には、建築士や施工管理技士など、部門の仕事と関連する資格の取得を考えています。資格をとることが目的ではなく、資格をとるための勉強が仕事に役立つだろうという気持ちです。

コミュニケーションスキルについては?

先輩から学ぶことがたくさんあります。前に、厳しい相談を持ち掛けてきたお客様との商談に上司が同席してくれたんですね。そのとき、平易な言葉よりむしろ専門的な言葉を交えてしっかり理解してもらえるように対応していて、知識や経験があれば、お客様に合った対応ができるというのを目の当たりにしました。僕も、ちょっとずつですけど、自分の経験から前例を引き出して選択肢をご提案できるようになってきて、接客も楽しくなってきました。
スピード感もまねしていきたいですね。防音パネルを部屋の壁に設置するという初めての案件では、上司が採寸、設計したものが見事にぴたりと納まったのを見て感激しました。正確さとスピードが求められる仕事なので、当たり前のことを当たり前にできるようになりたいです。

CHAPTER 4 今後の展望

今後、防音・リフォーム事業部でしていきたいことは?

防音の需要はなくならないと思うので、数字をどう伸ばしていくかが課題ですね。音楽愛好者や指導者と接点の多い宮地楽器だから、もっと仕事が広がると思います。社内に防音・リフォーム事業部の仕事の実例を周知し、我々だけでなく、より生徒さんと距離の近い教室の担当者からも防音のご提案をしていただけるような働きかけをしていきたいです。

まさかの配属が、建築系の資格取得の意思を持つまでになるとは、驚きですね

今となってはこの部署が自分に合っていると感じますが、もしほかの部署に行っても頑張れそうな気がします。防音・リフォームの知識を活かすことで、仕事に広がりを持てると思うんです。どこにいようと会社の底力になれるように知見を高めていきたいです。
防音・リフォーム事業部は、お客様の生活に直接関与する部署だから、会社のスローガンである「音と生きる」にも密接です。機能面だけでなく内装にまでこだわって、部屋での過ごしやすさや快適さを追究し、お客様の音楽のある生活がより豊かになるよう貢献していければと思っています。

QUESTION & ANSWER 先輩社員の一問一答

宮地楽器の社員、先輩はどんな印象ですか?
的確で丁寧なアドバイスをくれる印象です。
休日の過ごし方は?
音楽を聴いたり作ったり楽器を弾いたり、ほとんどが趣味の時間です。
学生時代の思い出は?
修学旅行で初めて沖縄に行ったことです。
宮地楽器で叶えたい夢は?
音のことは全て宮地楽器に任せたいと思ってもらえるように、教室や店舗、各専門分野の方達とさらに連携をとれるような組織にしたいです。
SCHEDULE

ある日の一日の仕事

  1. 9:30
    9:30

    出社、メールチェック・社内レポート確認、商談準備

  2. 9:30
    10:00

    商談

  3. 9:30
    12:00

    休憩

  4. 9:30
    13:30

    現場へ移動

    防音室設置を検討しているお客様宅へ訪問

  5. 9:30
    14:00

    現場調査

    防音室設置図面作成のための採寸

  6. 9:30
    16:00

    帰社

  7. 9:30
    17:00

    図面、見積もり作成・メール対応

  8. 9:30
    18:10

    退勤

MESSAGE 応募学生へメッセージ

防音・リフォーム事業部での仕事は、デスクワークも営業も現場仕事も含まれていて、自分が好きだった「音楽」や「ものづくり」が仕事に結びついていてとても楽しいです。自分の興味のあったフィールドで貢献したいと思って会社に入ってよかったと思います。
僕は、仕事の時間にやるべきことをしっかりやってオンオフを切り替える、メリハリのある働き方をしていきたいと思っていて、今の職場はそれができる環境です。就職活動をしているみなさんには、自分のやりたいことや働き方をイメージして自分に合った会社を見つけてほしいです。音楽が好きな人、人とのかかわりを大事にしている方にぜひ来ていただきたいと思っています。

T.T

VOICE 先輩社員の声

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MESSAGE クロストーク

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人事課からのメッセージ

採用活動を通じて、
多くの学生たちの意志や意見に触れることを
私たち採用チームは大事にしています。
意欲にあふれるみなさんと会えることを
楽しみにしています。

音と生きる」を
一緒に実現しませんか

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宮地楽器 人事課

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