小金井ANNEXの教室だより
SCHOOL BLOG
2014.8.19
毎日暑い日が続いておりますね!
小金井ANNEXでは、西アフリカの太鼓「ジャンベ」のレッスンが行われているのですが、先日、ジャンベを叩く部分であるヘッド部分を交換しました!
←これが、ジャンベです!!!
ジャンベのヘッド部分は本来は革で出来ておりますが、レッスンでは初心者でも簡単に良い音が出る、「REMO」社のプラスチック製ヘッドを使用しています。
ただレッスンで思いっきり叩いて音を出すので、叩いていく内に次第に圧力がかかり、ヒビが入ってしまいます。
ヒビが入ってしまうと、音も緩んだような変な音(「ぼよん」という音がします)がして楽器にも良くないので、ヴァイオリンの弦を変えるようにジャンベのヘッド部分も適宜交換してあげる必要があります。
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先日はアネックスのレッスンで使っているジャンベを2つ、ヘッド部分を担当の瀧本季典先生に交換して頂きました。
せっかく2つ交換する、とのことで「是非一緒に交換してみようよ!」となり、私もジャンベのヘッド部分を工具を使いながら交換してみました!
もちろん初めての体験です!!
まず、ヘッドと胴体とをつないでいる、ネジを少しずつ外して行きます。
←全て外すとこんな風になります。
ネジを外したら、ヘッド部分が取り除けるので、両側を持ってスポっと取り除きます。が、ヒビが入ってしまってヘッドがゆがんでしまって正円ではない場合もあります。そのときは上手く抜けないので、木槌で叩いて無理やり外します!
←瀧本先生がすごい勢いで木槌で叩きます!
左上がヘッド、左下がヘッドとネジを固定するための鉄製の輪っか、そして胴体です。
胴体はきれいな空洞です!これは普段なかなか見られないレアな光景ですね!
左側が新品のヘッド、右側が古いヘッドです。右側はきつく張ったので外側が浮いています。大きさは14インチで同じのはずなのですが、新品の方が大きく見えるのは気のせいでしょうか……?
新品のヘッドはそれだけで良い音がして、フレームドラムとなります!アイルランドのフレームドラム「バウロン」などと似ていますね!せっかくなので先生にフレームドラムのように叩いて頂きました!
←瀧本先生もノリノリです!
さて、新しいヘッド部分を胴体と合わせ、先ほどとは逆の手順で固定していきます。
ネジを締めていくのですが、どこかの方向に偏らないように対角線上に締めていく必要があります。場合によっては木槌などを使って無理やり押し込みます。結構頭を使い、たまに力も使うので慣れないと難しいです。
ヘッドの張り具合で音程が変わるので、 レッスンで上手くアンサンブルが出来るようにネジを締めながら音程を調整していきます。
この辺りは自分の耳が頼りなので本当に気を遣います。
きつく締めて、締めて……
完 成 で す ! ! ! ! !
ピアノや弦楽器、管楽器などの大抵の楽器は、まず演奏家は修理やメンテナンスをせずに、調律師など専門家にお願いします。ですが、ジャンベは自分自身で修理も行わなければならず、大変な楽器だと思いました。工具も使用し、ある程度の力も必要なので、途中から「楽器を触る」というよりも日曜大工をしている気にもなってきました。
ただ、自分で修理をすると楽器の構造も知ることが出来ますし、自分で修理も全て行う分より一層楽器に愛着が沸き自分好みの楽器にすることが出来るのではないでしょうか。
「ジャンベってどんな音がするんだろう?」と思っている方、小金井ANNEXではこの秋、初心者向けの新クラスを開講致します!
宮地楽器ジャンベ教室初の平日午前中クラスも開講するので、朝からジャンベを叩いてスッキリとした一日を過ごしませんか?
詳しいお問い合わせは、ホームページ(https://www.miyajimusic.com/school/annex/detail.php?a=8&tpno=8)もしくは、お電話042-386-0005までお気軽にどうぞ!
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ジャンベのヘッド部分の交換!