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宮地楽器の生徒さんが Munich Grand Prix 2023 で2位入賞

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宮地楽器の生徒さんが Munich Grand Prix 2023 で2位入賞

2023.6.15

5月にドイツにて行われたバレエコンクール「Munich Grand Prix 2023」で、宮地楽器バレエコースに在籍中の井澤菜和子さんが第2位シルバーアワードに入賞、4つの留学権利を獲得しました。

©IdaZenna

井澤菜和子さん(中学2年生 国分寺センター在籍)

担当講師:岩本ひさみ(国分寺センター・MUSIC JOY 市ヶ谷で指導)

 

井澤さんはこの4月よりアトリエヨシノの専属モデルに就任しており、4月に行われた第22回まちだ全国バレエコンクールではパリ・オペラ座の元プレミアダンサー、エマニュエル・ディポー氏からの特別審査員賞・オデット賞・全体6位でトレスピコ賞を受賞するなど、輝かしい成果を収めています。

表彰状

エマニュエル・ディポー氏と

 

井澤さんにコンクールと短期留学の経験について

お話を聞きました

 

― ドイツの生活はいかがでしたか?

4~5月は寒暖差が大きく、ダウンコートを着ていないと寒い日や、半袖でも過ごせる日がありました。道路に線路があって電車のようなもの(トラム)が走っているのに驚きました。歩道にある自転車専用の道や歩行者よりも車優先という文化に最初は慣れなくて、車や自転車にひかれそうになりました。街並みは常にディズニーシーにいるようで建物がとても美しかったです。太陽が沈む時間が遅いため夜の8時ごろでも明るく、夕日もきれいでした。エレベーターボタンの中に「閉まる」ボタンがなく何度も間違えて「開く」ボタンを押してしまい、日本に比べてドイツには焦らずマイペース、な人が多いと感じました。タクシーの後部座席が2列になっているものもあり、お互いが向かい合わせで座る造りには驚きました。

 

― お食事は?

ソーセージが油っぽくなくて、どれもおいしかったです。とくにミュンヘン名物の、お湯に浸かっている白いソーセージの皮をむいて食べるのが楽しかったですね。ナイフできれいにむけるようになると、お友達に「ドイツ人だね 」と言われたのが嬉しかったです。ドイツパンはいろいろな形や生地があって、中には固くて歯が痛くなったパンもありましたが、本当に全部おいしかったです。昼食は毎日サンドイッチでしたがいろんな具材があってどれもおいしかったです。

 

― レッスンやコンクールのことを聞かせてください

バレエスクールでの毎日のレッスンは、30分間横になって体操やトレーニングをした後で、バレエシューズでバーレッスン、センターレッスン1時間半、ポワントレッスンを1時間半行いました。その後はみんなで同じヴァリエーションを練習するレッスンやコンテンポラリーレッスン、ネオクラシックレッスンの中のどれか一つがありました。コンテンポラリーではリラックスをして力を抜いて、重力を感じながら踊ることを知りました。先生がとても明るく、型があまりなく自由だったので、楽しく踊ることができました。コンクールではプロの方にヘアメイクをしていただきましたが、頭を小さく見せるためにティアラをすごく後ろに着けることに驚きました。アイメイクはラメやグラデーションがたくさん入っていて、かっこよく仕上げていただきました。

コンクール衣装は専属モデルを務めるアトリエヨシノさんより提供いただきました

 

― 一番嬉しかったことはなんですか?

中学1~2年生で一つのグループだったので、仲良くなって日本のあちこちにバレエのお友達ができました。励まし合える友人ができたことがとても嬉しかったです。

 

― 最後にひとことお願いします

今回このような経験ができたのは、コンクールに出場させていただいたり、日々のレッスンで指導してくださる先生はじめ、教室のみんな、宮地楽器の方々、応援してくださる方々、家族など多くの人のおかげです。感謝の気持ちを持って、一つひとつを大切に、これからも取り組んでいきます。ありがとうございました。

 

3歳のころから教室に通っている井澤さん。これからの益々のご活躍を楽しみにしています。

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