声は身体が楽器です。その身体のコンディション、つまり年齢や体重、体調や身体そのものの運動能力やストレス、季節や環境、このどれもが、声を出すことに大きな影響を与えています。

長い年月、いつも同じようなコンディションを保つことは、そう簡単なことではありません。声に関する不調や悩み、年齢や体調で以前のように高い声が出ない、安定しない、声が変わった、などのことに気がついていても、そのままにしていたり、諦めていたりしているかもしれません。

声は身体を楽器として出しています。様々な状況や身体の変化に応じて、声の出し方や使い方を変えていったり、メンテナンスをしていく必要があります。

そして、意外と見落としがちなことが、長いあいだ声を使っているうちにいつのまにか付いてしまっている、声の出し癖です。これが声に大きく負担になっていたり、声を痛める原因になっていることが多くあります。

まず今の声の状況を判断し、マイナスの要因を修正、喉や身体に負担のかからない発声とそのための呼吸法、身体の使い方など発声の基礎から見直してリセット。今の年齢、体重、体調、声と喉のコンディションを踏まえたクリニックをして、これからの声のメンテナンスをしていきます。

この講座ではまずその方に応じた基本的な部分の修正や方法などを習得。さらに実際に曲や文章、話し言葉などを使っての実戦応用を習得します。