宮地楽器 特選品
オールド弓
Victor François Fétique
ヴィクトル・フランソア・フェティーク
ヴァイオリン弓
SOLD OUT
1925年のパリ万博のために製作されたモデルです。極上のフェルナンブコが使用された、Fetique渾身の一本と言えるでしょう。細身で美しい外観の弓から、ダイアモンドのような輝きを持った音が得られます。
ブランド | TOR FÉTIQUE À PARIS ⁄ EXP PARIS 1925 |
---|---|
製作地 | Paris |
製作年 | 1925年頃 |
フロッグ | Silver/Ebony |
鑑定書 | J.F.Raffin |
製作家について
Victor François Fétique
ヴィクトル・フランソア・フェティーク
(1872~1933)
20世紀初頭、フランスの最も優れた弓製作者の一人。
1872年、Mirecourt生まれ。Charles Claude Nicolas Hussonのもとで弓製作を始め、Sigisbert Maline, Émile Miquelに学び、その後 のもとでその才能を開花させました。
1901年、パリに拠点を移し、Caressa & Francaisの工房で働きはじめます。この間、同僚であったClaude Thomassinから多くの影響を受け、彼独自のスタイルを発展させました。
1913年、独立してパリMylha通りに自身の工房を構えました。
1915年頃より晩年にいたるまで、彼は多くの弓を残しています。
1921年から1926年にかけて、彼は弓を弟のJules 、息子のMarcel Gastonや甥のAndre Georges Richaumeと共同で製作した他に、ミルクールの様々な職人Albert Thomassin、Auguste Toussain、Camille Remi、などにも製作を委託していました。彼らによって製作された弓はパリのFetiqueの工房に届けられパリで手直しをして、彼のスタンプを押して販売されました。彼のスタンプ"VTOR FÉTIQUE À PARIS"のある弓は、彼自身の作品のほかに、Collaboration(コラボレーション・・・本人と弟子の合作)、Atelier Fetique(アトリエ・フェティーク・・・工房製)、ミルクール時代の作品を手直ししたものがあります。
1933年、1月9日、他界。
20世紀初頭、フランスの最も優れた弓製作者の一人。
1872年、Mirecourt生まれ。Charles Claude Nicolas Hussonのもとで弓製作を始め、Sigisbert Maline, Émile Miquelに学び、その後 のもとでその才能を開花させました。
1901年、パリに拠点を移し、Caressa & Francaisの工房で働きはじめます。この間、同僚であったClaude Thomassinから多くの影響を受け、彼独自のスタイルを発展させました。
1913年、独立してパリMylha通りに自身の工房を構えました。
1915年頃より晩年にいたるまで、彼は多くの弓を残しています。
1921年から1926年にかけて、彼は弓を弟のJules 、息子のMarcel Gastonや甥のAndre Georges Richaumeと共同で製作した他に、ミルクールの様々な職人Albert Thomassin、Auguste Toussain、Camille Remi、などにも製作を委託していました。彼らによって製作された弓はパリのFetiqueの工房に届けられパリで手直しをして、彼のスタンプを押して販売されました。彼のスタンプ"VTOR FÉTIQUE À PARIS"のある弓は、彼自身の作品のほかに、Collaboration(コラボレーション・・・本人と弟子の合作)、Atelier Fetique(アトリエ・フェティーク・・・工房製)、ミルクール時代の作品を手直ししたものがあります。
1933年、1月9日、他界。
過去の作品
-
チェロ弓 不詳
l'école de Fetique作 -
ヴァイオリン弓 1925年頃
Victor François Fétique作 -
チェロ弓 1930年頃
Victor Fetique Collaboration
Victor Fetique作