体験者より一言
歌が上手い人って、何をどうコントロールしているのかしら…?
店頭で張り切って呼び込みをしても、シワガレ声にならないためには…?
そんな疑問を解消すべく、管楽器担当の升井がチャレンジいたしました!
レッスンスタート!
「大きいサランラップの芯の中に入っている様子をイメージしてください」
そんな言葉からレッスンが始まり、目を白黒させながらも先生の言うとおりにイメージしました。
自分がすっぽり筒に入り、頭の少し上の方から水を流すように声を落とす練習。
声は重力によって筒の中をすとんと落ちていき、足の下の方までザバーッと流れて地球の奥底に消えていきます。
イメージしながら何度か発声していくと…あら不思議!!重心が下がったのがわかり、自分の声が身体に響くようになりました!!
学生時代の音楽の授業でも、こんなに声が響くようになった発声練習はしたことがありません。
本当に、魔法にかけられたかのようなウォームアップでした。
「このリボンの端を口の前で持ってください」
またまた予想外の展開です。
思わず先生に疑いの目を向けてしまいました。
長いリボンの端を口の前で持ち、口から伸びたリボンは前方で壁をも突き抜けて、終わりは霞んで見えません(※イメージです)
そのリボンの上を流れるように、横にはみ出さないように…丁寧に声を流していきます。
ウ~・・・と一つの音を慎重に送ると、声がリボンの上をゆるりと向こうへ転がっていくようで心地よいのですが、3度音程、5度音程と幅を付けると、まるで声がリボンから落っこちているのが見えるかのように、声がまっすぐに流れていないのがはっきりとわかりました。
「オエイウア~」と母音を変えてみると、さらにあっちに飛んだりこっちに落ちたり。
どの母音もリボンに沿ってまっすぐ流そうと意識すると、いつの間にか声が安定して響くようになってくるようでした。
リボンがあるためか、声が目に見えるようでとても分かりやすく、もうリボンなしては発声できないほどリボンが有難くなってきたころ・・・。
「慣れてきたのでリボンをやめて、この透明な下敷きを顔の前で持ってください」
…リボンが口から伸びていない心細さと言ったら!!ほんの10~15分で、自分にとってリボンがこんなにもありがたいものになっているとは思いませんでした。
当初先生に怪訝な顔を向けた自分が許せません。
先ほどのリボンが透明な下敷きを突き通っていくイメージで・・・と先生は仰いますが、下敷きを見つめる私の声は、まんまと下敷きで妨害され、先ほどの心地よい流れはどこへやら。
声があっちこっちへ飛び散り、動揺して音程を外しまくり。
くそう、この下敷きはなんなんだ?!何か小細工でもされているのか?!先生のイジワル!!と苛立ちを隠せずにいると、惜しくも30分の体験レッスンは終了を迎えました。
「レッスンでは好きな曲を持ってきて。歌えるようにしてあげます」
なんか、キュン・・・としてしまいました。
先生に惚れました。
声ってこんなに見えるものだったんだ!体験レッスンが終わって、心からそう思いました。
自分の声がはっきりと“見え”て、どういう状態が良いのか、何がダメだから歌が下手なのか、理解することが出来ました。
レッスン終了!
30分間の無料体験レッスンは、入会を迷っているお客様がとりあえず受けてみるというパターンが多いので、適当に心地良い歌でも歌って終わりにすればお客様も楽しくなって入会してしまうかもしれません。
私も、そんな内容だろうなと思い込んで参加しました。
しかし粂井先生は、30分間とても有効な基礎練習で私の声を“見せて”くださいました。
笑っちゃうほどよく理解でき、どう矯正していけば歌が上手くなるのかイメージすることが出来ました。
そんな内容の体験レッスンをして下さった粂井先生を、心から尊敬してしまいました。
歌が上手くなりたい方、歌いたい曲がある方はもちろん、正しい発声を習得したい方にもお勧めです。
発声は適度なストレス解消にもなり、心身ともに健康になりそうです。
声をコントロールできるようになったらコレが歌いたい、アレも歌いたい、と、夢膨らむレッスンでした。
店頭でも、お客様の心に響く呼び込みが出来るようになりそうです。
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