珍しいコース、民族楽器等でおなじみの渋谷教室ですが、その中でも今回は未知の世界、白拍子の体験レッスンを受けてみました。
講師は、白拍子、舞踊など様々な舞台で活動されており、日本でも数少ない白拍子講師の櫻井真樹子先生です。
レッスンスタート!
和もののレッスンといえば、やはり正座で始めなきゃ…と思いますよね。
私もそうでした。
しかし、白拍子のあった平安時代はまだ正座がなく、女性もみんなあぐら、もしくは立膝で生活していたとのこと!!
(正座がはじまったのは室町時代からなのです!)
もう、この段階で目からうろこなのです。
この後「白拍子とは…」と始まったら体験レッスンに2~3日かかってしまいそうですね(汗)
なので、体験レッスンスタート!!
白拍子は歌いながら舞うパフォーマンスです。
ということで、まずは歌を習います。白拍子は地声で歌います。
白拍子の楽譜の字の隣にあるのが抑揚のつけ方です。
地声でゆっくり歌うので腹筋が鍛えられます!
さて、声を出した後は実際に舞ってみます。
まずは基本的な姿勢と動き。
中腰で、ひざを緩め足の裏は外側に体重を置いて立ち、足首の動きだけで左右に揺れてみます。
この動きだけでも、ちょっと…キツイ…かも…。
さて、基本的な動作を覚えたところで、実際に舞ってみます。
先程歌った歌にあわせて、見よう見まねで先生の動きを真似してみます。
すり足、中腰、動きをつけながら声を出すのは、とてもインナーマッスルが鍛えられる気がします。
次の日はいい感じで筋肉痛になりました(汗)
その後、手の動き、首の動き、歩き方など基本的な動きが色々あるのですが、手の肘は曲がらない方を先頭に動かす、体の外側を意識する等、ほとんどが普段使わない動き、筋肉を使います。
お稽古の最後は、本日やったことを忘れないように紙に書き留めます。
この拍のこの言葉の時にはこの動き…。これを忘れないうちに書きとめると、お家でも復習が出来そうですね!
レッスン終了!
白拍子と一言で言っても、その文化だけではなく、そこから派生する歴史、動作の意味など様々な事が学べます。
また、動作や声の出し方はインナーマッスルが鍛えられ、身体が引き締まる気がします!
興味のある方は是非体験レッスンを受けてみてください。
天台宗大原流声明を中山玄晋に師事。
龍笛を芝祐靖氏に師事。
1987年東京音楽大学専攻科作曲修了と同時にイスラエルに行き、ユダヤ教の音楽を研究。
1990年青森南部津軽のイタコの音楽を研究。
1994年ACC(アジア文化交流基金)の奨学金を得て渡米、ナバホ・ホピ族の音楽を研究。
2000年ヘレン・ウォーリッツァー財団の奨学金を得て、再渡米、タオス・プエブロ族の小学生と作曲・ダンスのコラボレーションを行う。
1993年より、声明のソロ・コンサート「声明に地平線」シリーズを、1997年より、作曲家による女性声明家のための委嘱作品「童謡(わざうた)」-古代の少女の巫女が予言を謡う-プロジェクトを始める。
平安時代の女性歌謡と舞踊の復曲と創作活動を行い数々の作品を生み出す。
1998年より高橋裕とのユニットを開始。
現在、MUSIC JOY 渋谷でレッスンを担当。
【日本文化を感じて!】習い事としては珍しい白拍子。
宮地楽器では、渋谷教室のみの開講となります。
あなたの"和"の文化に触れてみては?
担当は櫻井真樹子先生です。
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