やっぱりVandoren(バンドレン)が定番!
学生からプロまで、特に吹奏楽のシーンでは必ずと言っていいほど使用されています。
種類も豊富で、それぞれ個性がはっきりと出ますので、じっくりと試奏をして選びましょう。
一般的に、初心者はティップオープニングが狭いほうが吹きやすく、コントロールもしやすく感じます。
楽器に慣れるまでは狭いもので練習し、上達に伴って広いものへ変えていきましょう。
ティップオープニングとは、リードの先端からマウスピースの先端までの隙間の幅のこと。
狭いと少ない息で明るめの音色となり、広いと豊かな息で深い音色となります。
Vandorenのトラディショナルモデルをティップオープニングが狭い方から順に並べてみると、以下のようになります。
※括弧内数値は1/100mm単位のティップオープニングサイズ(例:M15は1.035mm)
さらに、それぞれのモデルには「Profile88(プロファイル)」バージョンがあります。
トラディショナルに比べ、ビーク(歯が当たる部分)外部の角度が若干鋭角になっており、演奏の姿勢や息の入れ方、コントロールの仕方などに変化が生まれ、軽く柔らかい音色になります。傾斜が緩く、咥えやすいため学生や女性の方に人気です。
ティップオープニングが広いと息の量とコントロール力が必要になりますが、音色が豊かになり、より高度な音楽表現が可能になります。
また、ティップオープニングは吹き心地の大きな指標にはなりますが、違いはそれだけではだけではありません。
リードとの設置面積や内側の構造などが少しずつ異なり、音色や吹き心地もそれぞれですので、選ぶ際には実際に試奏してみるのが一番です。
※価格は全て税込表示