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金管楽器半田付け【トランペットウォーターキィ】

皆様こんにちは!

さっそくですが、

今回は金管楽器の半田付けの修理を紹介していきたいと思います!

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さて、この画像は皆さんご存知のトランペットですね。

でも何かがおかしいと思いませんか?

そう、ウィーターキィが台座ごと外れてしまっているのです。

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ウォーターキィがしっかりと付いていない楽器は

息を吹き込んでもウォーターキィの部分にできた隙間から息が漏れてしまい、

ちゃんと音を出すことが出来なくなってしまいます。

ウォーターキィは付いていないと楽器が吹けないくらい、とっても大事なパーツなのです。

このウォーターキィは、台座が半田付けという方法で取り付けられています。

半田というのは鉛とスズを主成分とした合金なのですが、

は人体に悪影響を及ぼす恐れがあるのです。

皆さんご存知の通り社会問題にもなりましたよね。

しかし、当店では鉛フリー半田という鉛の含有率がかなり低いものを使っているので、

その辺はご心配なくお使いいただけます!

ではさっそく半田付けの修理方法をご紹介していきたいと思います!

まずは半田付けをする部分の表面に残っているもともとついていた半田や汚れをきれいに掃除します。

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次に半田付けする面にフラックスという半田がつきやすくするための液体を塗ります。

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半田付けしたい場所にしっかりと固定します。

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ガスバーナーであぶり、適温に達したところで半田を注します。

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周りの汚れをふき取り、完成です!

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やっといつもの見慣れたトランペットに戻りましたね!

これで安心して楽器を演奏することが出来ます♪

今回はトランペットのウォーターキィの半田付け方法を紹介しましたが、

他にも「ここの半田が外れているかも…」という場所がありましたら是非当店に楽器をお持ち下さい。

当店技術者が責任を持って修理させて頂きます!

さて、ここで皆さんにうれしいお知らせです!

11月18日に無料点検会を開催いたします!!

金管楽器は、木管楽器に比べて点検に出す頻度がかなり低くなってしまっている方が多いと思います。

しかし、実は自分は慣れてしまっていて気が付かないけれど

本当は正常な状態でない楽器も結構あるんです。

この機会に是非ご自分の楽器を点検してみませんか?(もしかしたら半田が外れているところが見つかるかも…!?)

11月18日(日)開催!

★ 無料点検会 ★

◆時間(1枠30分) : 午前4枠(10:30~) ・ 午後9枠(13:30~)

※予約制

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「点検って何のこと?」「音は出るのに本当に必要なの?」

そんな風にお考えの方も多いハズ!ここで少しご説明いたします♪

点検とは、楽器の状態が正常かチェックすることです。

定期的に点検に出すことで、調整時間や取り扱いのアドバイスが可能になり、楽器の寿命も長く保つことが出来ます。

「音が出るから何とも無い」と思っていても、実は毎日の練習やレッスンで演奏する度に、微妙に変化しています。

大掛かりな修理になる前に「点検」を!

楽器の状態が悪くては、良い演奏は出来ません!

発表会を終えて一段落した今、時間を作ってしっかり健康診断をするチャンスです♪

予約制ですので、お申し込みはお早めに!!

11月11日(日)即日完了!クリーニングDAY開催!

詳細はこちらのブログをチェック♪ → <ブログを見る>

【お申し込み・お問い合わせ先】

宮地楽器 管楽器専門店トップウインズ

TEL : 042-387-1231

営業時間 : 10:00~19:00 ※年末年始・夏季休業を除き、年中無休

住所 : 〒184-0004 東京都小金井市本町5-15-9

疑問・質問がございましたら、こちらよりお問い合わせ下さい。 → <お問い合わせ>

トロンボーン ウォーターキィについて

皆さんこんにちは、今日の東京は日差しが暖かく気持ちの良い天気でした
春がもうそこまで来ていますねスマイル
昨日、アインザッツの次号の表紙が指原莉乃か横山由依かなんて話をしていたんですが、そんな話をしていた矢先に指原莉乃が担当しているトロンボーンの修理品が来ました!きっと明日はトランペットが来るのではないでしょうか(笑)
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このパーツはウォーターキィが付いている台になります。
私達はこのパーツの事を【台座】と呼んでいます。
台座はハンダ付けされているのですが、ハンダが劣化してくると衝撃でハンダが取れて台座が取れてしまう事があります。
また一部だけハンダが取れていてると取れた部分の台座がめくれ上がるように曲がる事もあります。
そうなると台座ごと新品に付け替える必要があります。
画像左側は新品の台座で右側はめくれ上がるように曲がっている台座です。
新しい台座をハンダ付けするまでの手順を紹介しようと思っていたのですが…肝心の写真を取り忘れて作業を終えてしまいました
同じような症状の楽器がきたら次こそは写真を撮りますのでお待ちください
台座のハンダ付けは以前にもご紹介してますので、こちらも参考にして下さい。
トロンボーンのウォーターキィは常に見えるような箇所でもないのでハンダが取れているのになかなか気付けません。
トロンボーン吹きの皆さんはこれを機にご自分の楽器のウォーターキィが外れていないか確認してみて下さい。
もしハンダが外れているようでしたら、当店まで楽器をお持ち下さい。
楽器のメンテナンスにはこちらの本がとても参考になります。

『メール便対応可:代引・日時指定不可』はじめての管楽器メンテナンスブック(金管楽器編)『修理』『リペア』『参考書』『書籍』『メール便対応可:代引・日時指定不可』はじめての管楽器メンテナンスブック(木管楽器編)『修理』『リペア』『参考書』『書籍』

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