最近とても寒くなりました、これだけ寒くなるとお手入れするのも後回しになりがちですね。そんな状況での不具合発生率が高いのは金管楽器ですとロータリー関係なのです。
楽器を吹く前にレバーを動かすと固まっていてしばらくすると正常に動きだす、少し重く感じる。なんて症状の楽器は間違いなく錆ついてます。
12月・1月と演奏機会が多くなるシーズンでの本番直前のアクシデントは避けたいものです。
気になった方は是非ご来店下さい。
こちらは最近修理したホルンの3・4番ロータリ上部部分ですが、4番ロータリーには真っ赤な錆が発生しております。3番ロータリーには錆は見受けられませんね。
ですがこのロータリー赤丸部分をよくご覧下さい、レバーの位置が違いますね、この状態でもしっかりレバーは動作するのです。
もちろん快適に動く訳ではなくただ動く状態でいつ固まるかはわからない危険な状態です、当然ロータリーを分解すると内側はこのように錆がびっしりと発生しておりました。
もちろん、外したロータリーは4番以外もこのように錆が発生しておりました。
年内の大掃除をお早めに行うことをおすすめします、今からオイルを注しても間に合わないかもしれません。その際はご相談下さい。
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