月別アーカイブ: 2009年12月

修理編 楽器の汚れ トランペット前編

本日は、楽器の汚れについて

年末になり今年もあと何日かという時期になりました、この頃になると皆さんが慌ただしくお掃除モードに切り替わっていきますね、楽器(修理)の世界も同様でこの時期は特にお掃除して下さいという依頼が増加していきます。本日は2部構成でご説明していきます。

NUKISASHIYOGORE1

こちらはトランペットの1番抜差しです、表面・内面共にかなりの量の錆が出ています、この状態ですとスライドのなめらかな操作はできません。皆さんの楽器はどうでしょうか、ちなみに1番と3番抜差しにはチューニングスライドオイルを注油するのですが好みによってはバルブオイルを注油する方もおります、これらのスライド操作はトランペット奏者には不可欠なことなので「ギコギコして動きにくい」なんていう方は上達しません、多分少なくとも私はそう思っています。普段からメンテナンスをしっかりしましょう。まずはオイルを注すことからはじめましょう。

NUKISASHIYOGORE3

この部分はトランペットの2番抜差しを抜いた本体側です、緑色の物体、錆の混ざった汚れ??。詳しく説明しなくてもおわかりだと思いますが・・・。これらの汚れが2番抜差しにあるということは他にもかなりあると想像できます、このような状態のものはまだフレキシブルクリーナー等で掃除できますので、きれいにしていきましょう。こういう汚れ貯金はよろしくありません。

以上、このようなものが後編ではどうなるか後ほどご案内します。

 

それでは本日も恒例の

トップウインズ修理技術を普段ご利用いただいております

本日12月19日がお誕生日のお客様は

K.KさんTP、♂ ♪ 

A.MさんAS、♀ ♪♪ のお二人です、おめでとうございます。

本日が貴方様にとって、とっても幸せな1日でありますように、トップウインズスタッフ一同より。

担当KK

修理編 コルクの格好

こんにちは!修理のY・Uです。
本日はコルクの加工について♪

下の写真は、フルートの足部管のキイについているコルクです。
右手の小指で押すレバーです。
すごい色ですね。もう20年ほど前のものになります。
さぁこれから新しいものに交換しましょう!

CORK1

CORK2

というわけで、作ってみました!

CORK3

ただ取り付けて切っただけに見えますか?

これが意外と難しいのです。初めの頃は何回も練習していました。
さぁ削ろう!と思っても、コルクには節があるので、通常使用する片刃カミソリを
邪魔して、表面がデコボコになってしまいます。
それを上手く乗り越えながら、一気に桂剥きをします。
自分の理想の角度まで削ろうと思うあまり、コルクがレバー(キイ)より
小さくなりすぎたり、管体(楽器本体)との接地面が少なくなってしまったりします。

接地面の形にも様々な種類があり、メーカーや機種によっても違います。
修理する上で気をつけることは、使う人がどんな人か。しっかりと支えるために
接地面積を広くするのが良いのか、響きを抑えないために接地面を細く長くするか・・・などなど。
写真のコルクはかなり広めにしてみました。

基本的に接地面も片刃で成形するのですが、またこれが難しい!
管体の曲線に合わせて、キイを組んだ状態で削ります。
組んでしまうと片刃の角度がどうなっているか、目では見にくいです。
自分である程度予想しながら削ります。
仕上げで、キイの開きを出す為に紙やすりをかけ完成です★
側面の削りがうまくいったのに、底面の削りを失敗してキイが開きすぎてしまうこともよくあります。
コルクは一回削ってしまうともう元に戻らないので、一からやり直しです。

ちなみに写真のキイは、コルクとキイの接着面が御椀のような曲線になっていました。
実は貼り付いている面もなだらかな山のように成形してあるのです。

簡単そうに見えて実は大変なコルクの加工についてでした♪

 

では本日も恒例の!12月18日がお誕生日の方♪

 Y.IさんCL、♀のお一人ですおめでとうございます☆★☆★

今日が貴方様にとって幸せな日になりますように!!

以上Y・Uでした♪

修理編 木管楽器のタンポとラック

こんにちは!修理のY・Uです★
今年の冬は暖冬だそうですね。乾燥体質の自分には暖冬でもつらいところです。
クラリネット、オーボエ、木製楽器の方々は、管体の割れは大丈夫でしょうか?
特に上管のトリルキイやクラリネットAキイの周辺は大丈夫でしょうか?
見つけたら即楽器店に持って行きましょう。時間が経つと、割れも見えにくくなってしまいます。

今日はタンポとラックについてお話します。
下の写真を見てください。
TANPOCL
これは私が剥がしたクラリネットのタンポの裏側です。
黒く盛り上がっているのが、ラックという接着剤です。
そして下の写真がそのラックです!火を使い接着します。

RACK
ボンドやアロンアルファ(瞬間接着剤)ではありませんので、皆さんタンポが取れたらすぐ楽器店へ!!

ラックには様々な種類があります。
楽器によって、メーカーによって・・・メーカーの中でも機種によって違います。
ラックの付いている位置、量だって違います。
本当に奥が深いなあと思います。奥が深いと言えば、針バネや板バネの曲げ方もそうですね。
もっともっと勉強していきたいと思います!

では本日も恒例の!12月16日がお誕生日の方♪

Y.YさんTB ♀ 

K.MさんCL ♂ のお二人ですおめでとうございます☆★☆★

今日が皆様にとって幸せな日になりますように!!

以上Y・Uでした♪

修理編 曲がってしまったその4

本日は、SAXのキー曲がりについてです。

我々修理人にとってはよくあることですが、当事者にとってはアクシデントの一言ではすまされないのがキー曲がりですね。主な原因はやはり楽器の落下でしょうか。ケースを金具を締めたつもり、ファスナーを締めたはずが・・・「グシャッっと嫌な音が・・・」

という不幸な方の

修理に来る楽器のほとんどがパックケース等の楽器の形状に成型されたケースをご利用の方が多いです。ハードケースの方はあまり多くありませんね、どうしてでしょうか、日常生活でファスナーを締める習慣が少ないからでしょか、ファスナータイプは特に締め忘れが多いようですので、御自分のケースを確認し常に注意するように心がけましょう。

最近このような修理ケースが多く、実は今日もトランペットが倒れた、明日本番でなんとかして欲しいという連絡があり修理してきたところです。

このようになってしまったものはしょうがありません、気合いを入れて修理します。

SAXKeymagari1

見事な曲がり具合です。

SAXKeymagari2

無事修正が完了しこれでまた素敵な音楽が奏でられるでしょう。

12月に入りなんとなく急がなきゃという雰囲気が世の中にありますよね、楽器を扱うときには、落ち着いて取扱いましょう。

 

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それでは本日も恒例の

トップウインズ修理技術を普段ご利用いただいております

本日12月13日がお誕生日のお客様は

K.IさんAS、♂ ♪ 

T.KさんAS、♀ ♪♪

Y.MさんHR、♂ ♪♪♪

T.TさんAS、♂ ♪♪♪♪の4人です、おめでとうございます。

本日が貴方様にとって、とっても幸せな1日でありますように、トップウインズスタッフ一同より。

担当KK

修理編 楽器の汚れ~クラリネット

本日は、クラリネットの汚れについてお話します。

最近、、ブログの出番がYUに取られて私の登場が少なくなっています。YUがそれだけよく働いているというこです、えらいもんです。私も若い者に負けないようにガンガン仕事していきます。そんな私の今日のお仕事はこれです。

CLyogore

どうでしょうか、わかりますかね、トーンホールの右側に汚れといいますか、何か付着物がかなりついています。このような状態の楽器は結構多く、特にクラの方はとてもまじめに練習するのでホールが半分くらい塞がっている楽器もあります、さすがに全部塞がったのはまだ経験ありませんが、ではどうしてこのようになるのかというと、1楽器が汚れている、2スワブが汚い、手入れをしない等が上げられますが、しっかり練習していればどのような人でもこうなります。あなたの行いが悪いわけではありません、がしかしこれだけホールを塞がれると色々問題が発生しますので、半年に1度はクリーニングを行いましょう。特に今でも洗濯できない古いスワブをお使いの方、もう塞がってるかもしれません、年内に新しいスワブに変えましょうね。

ちなみにクリーニングするとこうなります。

CLyogore1

きれいになりましたね、これで音色も音程もばっちりです。

ご自分の楽器の状態が気になる方は、宮地楽器管楽器専門店トップウインズまでお持ち下さい。すぐに診断できます。

 

それでは本日も恒例の

トップウインズ修理技術を普段ご利用いただいております

本日12月11日がお誕生日のお客様は

H.IさんAS、♂ ♪ 

K.KさんCL、♀ ♪♪

K.FさんCL、♀ ♪♪♪ の3人です、おめでとうございます。

本日が貴方様にとって、とっても幸せな1日でありますように、トップウインズスタッフ一同より。

担当KK