月別アーカイブ: 2009年10月

修理編 リコーダーのコルク

本日はリコーダーについて

リコーダーの修理は色々ありますが、接合部分のコルクの交換が一番多い修理です。先日もクラリネットのジョイントコルクとして載せてあり内容は酷似しますが意外と技術を要するというのがリコーダーのコルク巻きです。

小・中学生の時に使う樹脂製のリコーダーならそんな心配はないのですが、木製リコーダーの場合はコルクの交換が定期的に必要になります。何が面倒なのかというと、本体同士の寸法が緩くコルクを巻く幅が狭いので丁度良い差しこみ具合にするのが至難の業、熟練度が必要です、これに比べれば、やはり普段から修理しなれているクラリネットの方がとても楽ですね。

リコーダー2このタイプは問題ないのですが、幅の狭いソプラノ等は大変技術を用します、楽器によっては変形して内径がかなり歪になっているものもある為、コルクのはめ具合の微調整には神経を使います。

リコーダー

こちらはバスリコーダーのクルークです。これは面倒ですね、ちょっと気を抜くとコルクが剥がれてしまいます。

このように、管楽器だけではなくリコーダも修理したりする今日この頃です。

それでは本日も恒例のトップウインズ修理技術をご利用いただいております、

本日10月29日がお誕生日のお客様は

S.N さん TS ♀ のお一人です。

メッセージボード 10月29日おめでとうございます、本日があなた様にとって素敵な1日でありますように

スタッフ一同より

担当KK

修理編 フルートについて

本日はフルートについて

FL タンポの破れ

このようにあきらかにタンポが破れてしまえば交換になります。この楽器は10年以上使用している楽器ですが、修理に来るお客様の中には半年くらいでこのような状態になるお客様もおります。すべては普段のお手入れ次第ですね。

この楽器の修理後は後日紹介します。

FLキーフェルトの寿命

同じ楽器ですが、キーフェルトも真っ黒ですね、となりの白いフェルトと比べると汚れ具合が一目瞭然ですね。

古いフェルトは欠落したり、本来のクッション性がなくなり、ノイズが増え操作性が悪くなります。皆さんも欠落する前にフェルトの色をみて交換していきましょう。 楽器の点検診断はトップウインズではいつでも可能ですから気になった方は楽器を持ってご来店下さい。

それでは本日も恒例の

トップウインズの管楽器修理技術をご利用いただいています

本日10月27日がお誕生のお客様は

N.K さん TP ♀

Y.O さん FL ♀ の二人です。

おめでとうございます。

本日も素敵な1日でありますように、トップウインズスタッフ一同より

お誕生日メッセージはこのブログだけではなく店頭にもアニバーサリーボードとして飾ってあります。

メッセージボードこのようにスタッフが心をこめて書いています。

皆さんの名前がもっと書き込めるように、トップウインズの修理技術をご利用下さい。

担当 KK

修理編 ジョイントコルクの交換について

本日の修理はクラリネットのコルク巻きについて

7BassCL-ジョイントコルク剥がれ①_

ここまで剥がれちゃうと交換するしかないのですが。

ちなみにコルクを交換する目安を簡単に

1 剥がれてしまった

2 組み立てが緩い

3 コルクの色が茶色

このような基準で交換しましょう、練習の頻度によりますが、1年に1度は交換したほうが良いですね、たまに紙を巻いて使用している方を見かけますが、楽器の落下という危険性もありますし、接合部分が緩いと良い音がしません。すぐに出来る修理ですから思い当たる方はお近くの楽器店かトップウインズにきて直しましょう。遠方の方でも楽器を送っていただければ修理致します。

6BassCL-ジョイントコルク-交換後②コルクの色はこちらの画像を参考にしてください。皆さんのコルクも最初はこんな色のはず、どうですか。

それでは本日も恒例の

トップウインズ 管楽器修理技術をご利用いただいています

本日10月26日がお誕生日のお客様は

M.Y さん BS ♀

A.I さん CL ♀

M.K さん AS ♂ 

の3人です、おめでとうございます。

本日が素敵な1日でありますように。

トップウインズスタッフ一同より

担当 KK 

修理編 ロータリーについて

本日の修理はロータリーでした、それでは少しロータリーについてお話を

皆さん、毎日ロータリーにオイルを差していますか。

楽器に感謝をこめて、1日もしくは練習の終りに今日もご苦労様とオイルを

適量差してあげて下さい、そうすれば楽器も常にベストな状態で奏者の思いに応えてくれるでしょう。

オイルを差さないとこうなりますよ

HR-ロータリーの錆_edited-1

こんなに錆がついてしまいましたね、HR-ロータリーの錆 本体_edited-1

当然本体側にも見事な錆が、(青い部分が錆です)一杯です。

これではいつロータリーが動かなくなってもおかしくありませんし、

こうなってからオイルを差しても錆はなくなりません。

このような方は要注意です。

1 楽器ケースから本体を最初に出した時にレバーが固まっている。(動かない)

2 ロータリーキャップを外すと青い錆・黒い液体・茶色液体のどれかが見える。

3 ロータリー(レバー)の動きが遅い(重い)。

4 ここ3か月以内にオイルを差したことがない。

このような方はトップウインズまで至急ご来店下さい。

動かなくなる前に修理しましょう。

それでは本日も恒例の

トップウインズ 修理技術をご利用いただいています

本日10月25日がお誕生日のお客様は

D.H さん TP ♂

E.K さん FL ♀

のお二人です。おめでとうございます。

本日が素敵な1日でありますように。

トップウインズ スタッフ一同より。

担当 KK

修理編 半田付けについて

今日の修理は半田付けです。

このような状態の楽器を修理します。

TB-ブログ用 ハンダ外れ

結構多い修理ですトロンボーンのスライド先端のウォーターキー(WK)台座の外れです。

この部分はWKのバネ力が強いので、外れはじめるとすぐに台座が取れてしまいます。

皆さんのTBはどうですか、隙間やひび等ございませんか、気になった方や外れている方は大至急トップウインズへご来店ください。

当日修理ですぐに対応できます。

TB-ブログ用 ハンダ外れ.修正

こんな感じですね、ちょっと店内で雑誌を読んでいる間に簡単に修理完了します。

ちなみに本日行った修理はもっと大変でした、疲れました。

皆さん半田が外れたらそのままにしないですぐにトップウインズへご来店ください。

それでは本日も恒例の

トップウインズ修理技術をご利用いただいています

本日10月24日がお誕生日のお客様は

S.Y さん FL ♀

おひとりです、おめでとうございます。

本日が貴方様にとって素敵な1日でありますように。

スタッフ一同より。

担当KK