修理編 抜差しの凹 ホルン編

本日は久々に修理編を、しかも金管ホルン編です。最近ホルンの修理が多く今回のピックアップになりました。

凹修理は結構大変なのです、こんな部分の修正です。

HR1-1

見事に変形してますね、金管楽器もある意味精密で、こんな変形で抜差しが抜けにくくなったり、不運な場合は入らなくなって楽器が吹けないなんて状態になります。皆さん抜差しを抜いた際は十分にご注意下さい。

ちなみにこれはホルンの抜差管ですが、1番多いのはトランペットの3番抜差管の変形です。ほとんどの楽器に落下防止のストッパーが付いているのですが、ついうっかり、ストッパーが緩んでいてカーンコロンコロンと乾いた響きを轟かせてしまうのですね、なぜ屋外のときに落ちると悔やむお客様を何度診たことか。 まあこのような管も私どもの手にかかればこのように

HR1-2

見事に修正され、動きも元の通りスムースに調整致します。

他にもこのような箇所も

HR1-3

別カットでもう1枚、このような悲惨な状態が

HR1-4

この通り

HR1-5

HR1-6

見事に修正される訳です。場合によっては直らないこともありますから、金管の皆さん取り扱いにはご注意下さい。特にちょっと楽器に慣れてきた新入生諸君は気をつけて、先輩の皆さんご注意お願いします。

そうそう、次のブログではホルンの中古品が御案内できるかも♪

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担当KK