修理編 ユーホニウムのバネについて

本日はユーホニウムのバネについてご説明します。

学校の備品等に多いのですが、ピストンの戻りが悪かったり、ピストンを押すとカシャカシャ音がする楽器が多々見られます、様々な要因がありますが、今回はバネの影響についてご説明します、下の画像をご覧ください。

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これでは分かり難いですかね、これは全て同じサイズのバネ(スプリング)です。もちろん今までユーホニウムの中に入っていた物です。

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これが新品です。長さも揃っていますね。

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くらべると違いがはっきりします、このように長さも変わるとバネの圧力が変わりピストンの押し心地が変わります、当然演奏に影響しますよ、また曲がったバネは本体にこすれてノイズが発生します、操作にも影響します。

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これはおまけのカットです。バネ交換は自分でも簡単に出来ます、バネもけして高いものではないので1年に1度は交換しても良いかもしれません。まずは自分の使用している楽器、チェックして見て下さい。

担当KK