修理編 クラリネットの分解についてVol1

本日は、クラリネットの分解についてです。久々に修理編の御案内ですね。

まずはこの画像から

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これはクラリネットの上管です、分解についてというタイトルなのにすでに分解されているじゃないか、なんてツッコミはつつしんでお受けいたします。その通り分解していく写真を撮り忘れてしまいました。それだけ仕事が忙しいもので・・・

という言い訳はさておき、今回はシリーズ化してクラリネットのキーの組立てから先に御案内していきます。分解はまたの機会に御案内します。

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このクラリネットの上管上部、ジョイントコルク付近です。ヤマハカスタムの美しいロゴと使いこまれたコルクが印象的です。

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このクラリネットはクランポン社、こちらも同様のカットで美しいロゴとなんときれいなコルクでしょう。(自画自賛)まぁきれいなのは当然です、今巻き直したばかりですから。

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2本並べてみました、どうですか、このブログでは何度かジョイントコルクについては御案内していますが、今回はたまたま分解したクラリネットとコルク巻きしたクラリネットがあったのでブログに登場させてしまいました。

このようにコルクが茶色に変色してくると、予期せずにコルクが剥がれる場合があります。見た目で判断し交換するのもとっても重要です。当店では、店内が混んでなければ当日対応できます、気軽にお持ち下さい。

今日は分解改め組立ての御案内のはずでしたが、『修理人の気まぐれ』ということでこの内容でご勘弁下さい。

あすはこのクラリネットにどのキーが取り付けられるか楽しみにお待ち下さい。

担当KK