本日は木管によくあるスワブ詰まりについて。
この画像ですと、スワブ通している最中に見えますが、完全に詰まって取れない状態です。
現在市販されているスワブのほとんどは先端(おもりのある方)の反対側にも紐が付いているので余程のことがない限り詰まらないはずと技術者やメーカーの人達は思っているのですが、全国にはそれでも詰まってしまう不運な方が結構いらっしゃいます。
万が一詰まってしまった場合は、自分で無理に取ろうせずに修理にもっていきましょう、絶対そのほうが安全です。
①大人(力の強い人)に抜いてもらう②水を流す③オイルを流す④ほじくる⑤トーンホールから棒で取りだす等々このようなことは楽器を悪くするだけです、専門家に任せましょう。
するとこの通り、簡単に(特殊技能ですが♪)抜けてしまうのです。現在は反対側から見てます。
どうですか、真ん中にしわしわになった紐が内側に折り込まれていますね。これではスワブが太くなりすぎて抜けなくなるのは当たり前です。
この部分ですね。皆さんスワブを折たたむことはとても結構でぜひそのようにして欲しいと私は思いますが、しようするときにはしっかり開いてから使用しましょう。そうしないと大変なことになります。
それから、スワブは、最近の物はほとんど洗濯可能なタイプです、いつも清潔なスワブを心がけましょう。
担当KK