管楽器が、ケースが…クサい?! 梅雨~夏のニオイ対策

ブラバンイメージ

管楽器奏者、特に吹奏楽経験者にとって、あの独特なニオイは定番ではないでしょうか。

長時間合奏をすると部屋に充満する、金属と湿気と汗と涙のかほり…。

 

楽器の匂いって自分では慣れてしまって、あまり気にしない方も多いのですが、人の楽器の匂いはちょっと気になるものです。

匂いとして実感していなくとも、吹いた後の手や口に残る違和感には、身に覚えのある方も多いのではないでしょうか。

 

匂いの原因はいろいろ考えられますが、まず気にするべきはズバリ!「汚れ」や「菌・カビ」!そして金属の錆などです。

 

昨年、バグパイプ内の菌を吸い続けて男性が死亡したニュースがありました。

臭いということは、清潔ではないということ。

健康に被害を及ぼす可能性が十分にあります。

 

【最低条件!日頃のお手入れ&お掃除道具のお掃除】

吹く前に歯磨きをする、吹いた後に水気を切るスワブを通すマウスピースを洗浄するのはあたりまえ。

問題はそのスワブやクロス、ブラシは清潔ですか?ということ。

たとえば使用後の湿ったスワブを丸めて楽器ケースに入れてしまっては、ケース内で菌が繁殖してしまいます。

使ったスワブは楽器ケースには入れず別のポーチなどで持ち運び、頻繁に洗濯!

ブラシやクロスも清潔に保ち、楽器とは別に持ち運びましょう。

 

【マウスピースは清潔?】 

よく、学校備品の楽器を学校備品のマウスピースのまま吹いている人を見かけます。

…個人的にアレは信じられません。

いつ買ったもので、誰がどのようなお手入れ状況で使用していたかわからないマウスピース。清潔とは言えません。

直接口をつける場所ですので、衛生面だけを考慮しても個人のマウスピースを持つべきです。

 

楽器の匂い予防、衛生管理のためにも、直接口をつけるマウスピースを清潔に保つことは大切です。木管・金管ともに水洗いが可能ですので、定期的に洗うようにしましょう。

 

そしてクラリネット、サックスの皆さんに気を付けていただきたいのが、マウスピースパッチ

破れていたり、黄ばんでいたり、端に汚れがたまっていたりしていませんか?

マウスピースパッチは汚れる前に取り換えるのがベスト。頻繁に交換しましょう。

 

また、マウスピースは音や吹き心地を決定する一番重要なパーツです。

マウスピースを自分に合ったものに変えるだけで、劇的に吹きやすくなり、音色が理想に近づきますよ。

経年劣化でも吹き心地は変わってきてしまいますので、消耗品と思って定期的に買い替えることをお勧めしています。

当店では6月17日~25日の期間で「マウスピース&リガチャーフェア」を開催中ですので、自分のマウスピースを持っていない方や、お持ちのマウスピースに擦り減りや欠け・歪みが見られる方はこの機会にぜひご利用ください。

 

 【マウスピースや管体の除菌・消臭におすすめ!】

マウスピースが水洗いできないときにはシュッ

ネック、マウスパイプ、その他匂うところにとりあえずシュッ

楽器ケースにもシュッ

…とできる、お手軽な除菌ミストがこちら!

スーパースリック Steri-Spray ¥540(込)

 sterispray

アルコール成分の入っていない除菌ミストですので、口元にも安心してお使いいただけます。

 

楽器ケースの中はどうしても湿気がこもりがち。湿気がこもるとカビの温床になりますし、匂いも強くなります。

管楽器に最適な湿度を保ち、消臭効果もある湿度調整剤がこちら。

管楽器専用湿度調整剤 WINDry ¥864(込)

windry

ケースの中に入れておくだけなのでお手軽ですね。

 

【お店で定期的なクリーニングを】

毎日のお手入れが一番大切ですが、自分では取りきれない汚れはどうしても蓄積されてしまいます。

金管楽器の管内やバルブ、ロータリー内。木管楽器のキイの隙間やタンポの内側。

蓄積された油汚れやホコリは徐々に塊になり、菌の温床・匂いの原因になるだけでなく吹き心地やキイバランスに影響してきますが、毎日吹いていると違和感に気づきにくいものです。

 

そこでおすすめしたいのが、専門の技術者が行う管体クリーニング

楽器を分解し、洗剤で洗えるパーツは洗い、油汚れは薬剤で落とし、最後に新しいオイルを注してバランスを整えながら組み立てなおします。

見た目も想像以上にサッパリときれいになりますし、キイやバルブの動きはスムーズに、息の流れもストレスが解消されスムーズになりますよ。

匂い対策としてももちろん、楽器のコンディションを整えるためにも定期的に行いたいですね。

ただし、長期間管体クリーニングをしていない楽器は吹き心地が大きく変わることがありますので、本番直前はやめておきましょう。

 

当店にはリペア室が併設されており、管体クリーニングをはじめ管楽器修理全般を承っております。

当日のお見積りも可能ですので、お気軽にお問い合わせください♪

修理について詳しくはこちら

 

(管楽器担当 升井)