講師体験レポートをごらんの皆様、初めまして。現在入社5年目になりました、河津です。今回は、今まで宮地楽器で過ごしてきた時間を改めて振り返り、皆様にお話したいと思います。
入社してすぐから6日間稼動する場を与えていただき、大学時代に少し教える仕事をしてはいたものの、指導経験が十分にあるとは言えないまま生徒さん一人ひとりに合ったレッスンを
展開していくために、はいってすぐの頃は正直毎日必死でした。
それぞれ曜日ごとにノートを作り、時間があればレッスンのすぐ後、または家に帰ってから一人ずつどんなことをやったかをできる限り思い出しながらノートに書きとめ、次週のレッスンの
前に読み返して頭の中でシミュレーションする・・・ということを繰り返していました。研修では毎週、体験レッスンの方法や幼児教育、大人の方のレッスン方などについて講師のお話を
聞く機会があり、とても参考になりました。
自分自身はまだ未熟な2年目ですが、新講師も入ってきてそんなに甘えてもいられなくなり、新たに気を引き締めて生活していました。この頃から1年目よりは少し余裕が出てきて、色々イベント等にも
参加するようになりました。
また、講師が主体で行う委員会にも参加するようになります。私は、発表会の仕事を取りまとめる発表会委員会に所属しました。
1年に1度行われる発表会で、自分の生徒を出演させるステージはすべて自分で内容等を考えます。その情報を確認し、まとめることが主な委員会の仕事ですが、どのようにしてたくさんいる講師の希望を
聞き入れスムーズに進めていくか、など1人でやっていては経験できないことを学ぶ良い機会となりました。
相変わらず、どうしたらより良いレッスンが出来るかということを模索しながら、仕事自体には徐々に慣れてくる年です。
わたしはこの頃、コミュニケーションも含め、大人の方のレッスンの展開の仕方についてを模索していました。
小さい子は自分の感情を前面に出してくるので、それをできる限り汲み取ろうとして努力していましたが、大人の方はなかなかそういうわけにもいかないので、
どこまで言っていいのかということや、最初のうちは第一声をなにから話すかなど、少しレッスンの内容から外れてしまうかもしれないというようなところまで
あらゆることを想定して、レッスン前にかえって緊張してしまうことも度々ありました。
そんなときとても支えになるのが同期の仲間、また同じセンターで稼動している講師の存在です。
控え室で何気ない話をしたり、自分の悩みを聞いてもらったり・・・1人で抱え込むより、誰かに話したほうが楽になることは確かにあるなといつも思います。
また同じような悩みを抱えている講師もいたり、ピアノ科だけでなく他の科の講師とも接する機会ができるので、生徒とのコミュニケーションとはまた別に、
講師同士のコミュニケーションも深めていけると良いと思います、
ずっと所属していた委員会で、委員長を務めることになりました。自分がやっていいものかとも思いましたが、やるからには一生懸命やろうと、今も奮闘中です。
発表会に関することをすべて頭に入れ、どんなことを聞かれても応えられるようにとは思っているのですが、知ろうとすれば知ろうとするほど奥が深いというか、
知らなかったことがこんなにあったのだなと改めて勉強の毎日です。
レッスンに関してはまだまだ向上させていくべき部分はたくさんありますが、最近はずっと続けている生徒が上達していくのを直に感じとることができたりして、この仕事に
いい意味で面白さを感じています。
今までざっとお話をさせていただきました。
あっという間に入社から5年が経ちますが、ここまでやってこれたのは生徒はもちろん、周りのサポートのおかげだとつくづく感じています。
講師の数は、ピアノ科を含めすべてを合わせると700人以上になるでしょうか。宮地楽器で働いている講師1人1人が常に向上心を持っており、演奏活動を
されている方も多く、指導面だけでなく自分の演奏の面でも刺激を受けることが多いです。レッスンが午後から始まることが多いので、それまでの時間は自分のやりたいことに
使える、という点も1つ良いところではないでしょうか。
人を相手にするので、いざ仕事を始めるまでは色々不安もあるとは思います。
正解があるわけでもなく、私自身もこれでいいのだろうかとまだまだ悩むこともあります。ただ、それ以上に学ぶことは多いと思いますし、何より弾けるようになったときの生徒さんの
笑顔は何にも代えがたく、うれしいものです。
自分の考え方、行動しだいで可能性は無限に広がっていくと思います。ぜひ一緒に、頑張りましょう。
vol.2 多田 沙織講師のレポートも読む
vol.3 畠山由衣講師のレポートも読む