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修理編 クラリネットの分解についてVol2

本日は昨日の続きになります。

さて皆さんはいったいどのキィが取り付けられると思ったでしょうか。

正解はこちらです。bunnakiCL1

間違えました・・・今日、ブログをごらんになった方は何のことかわからないと思いますが詳しくは前のブログを見てください

ここにいったいどのキィが取り付けられるのかというお話です。それではお待たせしました正解は

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当たりましたか、当たった方にはきっと幸運が訪れるはず♪

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私はまずこのキィから取り付けます。なぜでしょう?

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実は、こっちも取り付けてありました、こちらを選んでいた方はとても観察力に優れている方ですね、私が幸運を送らなくてもあなたなら自然に良いことが起きるでしょう。

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お次はこのキィです。ここを選ぶ方は少ないと思いますが。私も気分によっては最初にこのキィを取り付けることが100回に1回位はあるかもしれません。

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そして3番目はこのキィを取り付けます。最初にこのキィを選ぶ方は多いのではないですか。私も5回に1回位はここから組み立てますがほとんどは今回の順番ですかね。

今日初めてこのブログを読んだ方、全然分解じゃないではないかと思うでしょう、そのとおり、事情があり組立からご説明しています。好奇心旺盛な方がこのブログを見て分解しては、私も責任が取れません、クラリネットがどのように組み立てられるのかを分解というタイトルでご説明していますがご了承下さい。

それでは明日はどこまで組上げましょうか。

乞うご期待

担当KK

修理編 クラリネットの分解についてVol1

本日は、クラリネットの分解についてです。久々に修理編の御案内ですね。

まずはこの画像から

bunnakiCL1

これはクラリネットの上管です、分解についてというタイトルなのにすでに分解されているじゃないか、なんてツッコミはつつしんでお受けいたします。その通り分解していく写真を撮り忘れてしまいました。それだけ仕事が忙しいもので・・・

という言い訳はさておき、今回はシリーズ化してクラリネットのキーの組立てから先に御案内していきます。分解はまたの機会に御案内します。

bunnakiCL2

このクラリネットの上管上部、ジョイントコルク付近です。ヤマハカスタムの美しいロゴと使いこまれたコルクが印象的です。

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このクラリネットはクランポン社、こちらも同様のカットで美しいロゴとなんときれいなコルクでしょう。(自画自賛)まぁきれいなのは当然です、今巻き直したばかりですから。

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2本並べてみました、どうですか、このブログでは何度かジョイントコルクについては御案内していますが、今回はたまたま分解したクラリネットとコルク巻きしたクラリネットがあったのでブログに登場させてしまいました。

このようにコルクが茶色に変色してくると、予期せずにコルクが剥がれる場合があります。見た目で判断し交換するのもとっても重要です。当店では、店内が混んでなければ当日対応できます、気軽にお持ち下さい。

今日は分解改め組立ての御案内のはずでしたが、『修理人の気まぐれ』ということでこの内容でご勘弁下さい。

あすはこのクラリネットにどのキーが取り付けられるか楽しみにお待ち下さい。

担当KK

技術者修行中

本日は、技術者修行物語です。

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何をしているところでしょうか?

トランペットの第3抜差管の動きをスムースに動かす為の調整をしているところです。目が真剣ですね、隣で話しかけられると集中できません、とても繊細な修理です。皆さんのスライドはスムースに動きますか?

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今度は何でしょうか?  実はこちらもスライドです、でもこれはトロンボーンになります。スライドを抜いて外管と内管が並行かどうか目視して悪い箇所を見つけます、口で言うと簡単な作業ですが行うと、とても難しい作業なんです。

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抜差し管をまだ見てますねー、色々見方を変えて不具合箇所を発見し、微調整していくのです。

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これは、実際にスライドを動かし、自分の手に伝わる感覚で曲がり(変形部分)をチェックしています。

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じっくり見ただけあって抜差しは完了したようです。流石です。今度はピストンの動作確認中ですね。

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先ほどの、目視や感触で見つけた曲がりを修正しています、やりすぎるとさらに動かなくなります、とても繊細な作業です。

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今度は主管の動作確認ですね、この楽器かなり傷んでるのでしょうね。

TBR4

おっと謎の人物登場か、いえいえ実は表題のとおりYAMAHA技術者から厳しい技術指導を受けている様子なのです。これは定盤といい真っ平らの金属にスライドをのせ、スライドの曲がりがどのようになっているかを確かめる道具を使っているところです。「ここが曲がっているから動きが鈍くなるのですよ。」なんて言われいるのでしょうか。

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やっぱりピストン悪いようですね、まずはクリーニングからですかね。

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全部のピストンを取り出し、汚れを取り問題がないか確認していきます。

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クリーニングが完了し、オイルを注しこれから動作確認です。

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こちらも、隣では技術者の鋭い眼差しで作業状態をチェックしています、テーブルの右手は怒りの拳でしょうか・・・

TPRR1

厳しい技術指導を受け益々技術に磨きがかかったことでしょう、最後はもちろんお礼は忘れずに。今回の技術指導を受けまたさらにパワーアップした宮地楽器技術スタッフでした。

皆さまのご来店をお待ちしてます。

技術者修行中の1日でした。

担当KK

修理編  金管凹出し

本日は、肉体労働なお話、

只今、金管楽器の凹出し作業中です、この作業はシンガネという金属の棒状の物を用い修理します、度々話に出る木管の芯金とは全然違います。このシンガネを使い凹んだ楽器を叩いたりこすったりと色々な作業をして凹を修正していきます。

何が大変なのかというと、凹んだ状態のままシンガネが使えれば良いのですが、3割位の楽器は分解しないと修正が出来ないのです下の写真のように今きている、この楽器は分解しないと修理できない楽器なのです。

MBベル本体

見事に分解されています、このように分解するだけでも一苦労です。

MB1番管

この凹みを修正していきます。まさに肉体労働なのです。

楽器を凹ます時は一瞬なのですが、修理する時には大変な労力と時間が必要なのです、皆さんも楽器の取り扱いは丁寧に大切にしましょう。もちろん自分のであっても、学校・備品の楽器であってもです。不幸にも起きてしまった事故(凹み)は当店までご来店下さい。

 

 

それでは本日も恒例の

トップウインズ修理技術をご利用いただいています、

本日、11月18日がお誕生日のお客様は

K.Iさん CL ♀ と S.Eさん AS ♂ のお二人です、おめでとうございます。

本日がお二人にとって最良の1日でありますように、

トップウインズスタッフ一同より。

担当KK

修理編 キーオイルの必要性

本日はキーオイルの必要性について

まずはこれをご覧ください芯がね汚れ1 SAX

横わたる黒光りする棒は、芯がねと呼ばれるものでFL、CL、SAXと木管楽器なら必ずあります。人体でいう骨みたいな物です。

次の写真ですともう少し汚れ具合がわかりやすいと思います。

芯がね汚れ2 SAX

どうですか、ちょっと芯がねを動かしたら、汚れが下のクロスに移ってしまいました。この汚れは外部からの進入による汚れは5%位です、ほとんどはキーのパイプ内で発生します、芯がねやキーの金属が削れたものです。キーオイルはこの金属の摩耗を防ぐのにとても重要な役割をしています、ですからキーオイルは絶対に必要なのです。

ちなみにきれいな芯がねはこのような状態です。

芯がね汚れ3 SAX

どうですか、とてもきれいでしょ、ここに透明なキーオイルを塗り金属の保護をするわけです。

あれだけ汚れるということは、この方はとてもよく練習しているのですね。ということは当然動かさなければ金属は減りませんから上の写真のように黒くなったりしません。ただし何年も使ってないから大丈夫ということはありません、オイルは時間と共に劣化していきますから再度ご使用の際は新しいオイルに交換しないと、本来のなめらかな動き、性能は発揮できません。

オイルを指すのは面倒、なんて方はトップウインズへお越し下さい、我々がしっかりクリーニングして注油いたします。

 

それでは本日も恒例の

トップウインズ管楽器修理技術をご利用いただいております

本日11月10日がお誕生日のお客様は

残念ながらいらっしゃいません、ご利用ご来店を心よりお待ちしてます。

修理技術陣一同より

担当 KK