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クラリネット修理Ⅱ~ジョイントコルク編~ 

今回はクラリネット修理パート2と言う事でジョイントコルク交換についてです。

上管と下管がカタカタと動く

コルクグリスを塗らなくても組み立てられる

コルクが剥がれてきている

このような状態ならばジョイントコルクの交換が必要になります。

コルクがゆるいまま使い続けると、

演奏中に楽器がずれてきたり、隙間から唾が漏れてくる事もあります、なによりも本来の性能より音が鳴りにくいはずです。

cl-cork1・・・ジョイントコルク交換前

cl-cork2・・・ジョイントコルク交換後

交換前に比べるとコルクの見た目が全然違いますね

このような新しいコルクの状態ならば楽器がカタカタと動くことはないでしょう。

楽器を長く使っていくと必ずコルクは劣化していきます。

もちろんコルクだけではなくタンポも同じです。

楽器を買ってから一度も調整に出した事のない方は

これを機にぜひ一度当店に楽器をお持ち下さい。

楽器のメンテナンスにはこちらの本がとても参考になります。

『メール便対応可:代引・日時指定不可』はじめての管楽器メンテナンスブック(金管楽器編)『修理』『リペア』『参考書』『書籍』『メール便対応可:代引・日時指定不可』はじめての管楽器メンテナンスブック(木管楽器編)『修理』『リペア』『参考書』『書籍』

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修理編 ジョイントコルクの交換について

本日の修理はクラリネットのコルク巻きについて

7BassCL-ジョイントコルク剥がれ①_

ここまで剥がれちゃうと交換するしかないのですが。

ちなみにコルクを交換する目安を簡単に

1 剥がれてしまった

2 組み立てが緩い

3 コルクの色が茶色

このような基準で交換しましょう、練習の頻度によりますが、1年に1度は交換したほうが良いですね、たまに紙を巻いて使用している方を見かけますが、楽器の落下という危険性もありますし、接合部分が緩いと良い音がしません。すぐに出来る修理ですから思い当たる方はお近くの楽器店かトップウインズにきて直しましょう。遠方の方でも楽器を送っていただければ修理致します。

6BassCL-ジョイントコルク-交換後②コルクの色はこちらの画像を参考にしてください。皆さんのコルクも最初はこんな色のはず、どうですか。

それでは本日も恒例の

トップウインズ 管楽器修理技術をご利用いただいています

本日10月26日がお誕生日のお客様は

M.Y さん BS ♀

A.I さん CL ♀

M.K さん AS ♂ 

の3人です、おめでとうございます。

本日が素敵な1日でありますように。

トップウインズスタッフ一同より

担当 KK