全日本吹奏楽コンクール。高校野球でいう「夏の甲子園」に匹敵する大きな大会です。
筆者が毎年特に注目しているのは「中学の部」。
なぜなら、上位校でもほとんどのメンバーが中学1年生で楽器に初めて触り、ソロをとるエースの先輩ですらまだ3年目…そんな彼らが素晴らしいチームワークを築き、鳥肌物の演奏を聞かせてくれるからです。
中学だけでも参加校は6600校以上、そこから全国大会に進めるのはたったの30校弱。
支部大会・全国大会は、どんな厳しい練習に耐えてきたか事情は知らなくても、聴くだけで心が揺さぶられる、コンクールならではのドラマが生まれる奇跡の空間です。
中学生の皆さん、特に1・2年生は今後いい演奏をして勝ち抜きたいと思うなら、そんなハイレベルの演奏をぜひ聴きに行きましょう!
厳しい戦いを勝ち抜く学校はどんな演奏をしているのか、そしてどんなチームを築いているのか…
目指すべきところを知ることは大切です!
全国大会や支部大会は、本当に観に行く価値があります。