修理編 木管楽器のタンポとラック

こんにちは!修理のY・Uです★
今年の冬は暖冬だそうですね。乾燥体質の自分には暖冬でもつらいところです。
クラリネット、オーボエ、木製楽器の方々は、管体の割れは大丈夫でしょうか?
特に上管のトリルキイやクラリネットAキイの周辺は大丈夫でしょうか?
見つけたら即楽器店に持って行きましょう。時間が経つと、割れも見えにくくなってしまいます。

今日はタンポとラックについてお話します。
下の写真を見てください。
TANPOCL
これは私が剥がしたクラリネットのタンポの裏側です。
黒く盛り上がっているのが、ラックという接着剤です。
そして下の写真がそのラックです!火を使い接着します。

RACK
ボンドやアロンアルファ(瞬間接着剤)ではありませんので、皆さんタンポが取れたらすぐ楽器店へ!!

ラックには様々な種類があります。
楽器によって、メーカーによって・・・メーカーの中でも機種によって違います。
ラックの付いている位置、量だって違います。
本当に奥が深いなあと思います。奥が深いと言えば、針バネや板バネの曲げ方もそうですね。
もっともっと勉強していきたいと思います!

では本日も恒例の!12月16日がお誕生日の方♪

Y.YさんTB ♀ 

K.MさんCL ♂ のお二人ですおめでとうございます☆★☆★

今日が皆様にとって幸せな日になりますように!!

以上Y・Uでした♪