今日はホルンのロータリーの紐についてお伝えします
ロータリーの紐の役割はもちろんロータリーを動かすためのものなんですが、他にもレバーの高さの調節やタッチの軽さ(重さ)にも関係する箇所になります。
…ロータリー紐比較画像
画像上側は新品、下側は古い紐になります。
オイル等の汚れがついて紐が黒ずんでいますね。またネジで固定していた箇所はしっかりと結んだ跡がついています。紐の劣化が進むと最悪の場合、紐が切れてしまいます

こちらの【ダイヤモンドコード】は強度が高く、耐熱性にも優れた特殊繊維を使用。さらに繊維を、京都の伝統工芸の組み紐と同じ方法で組み上げているため、さらに強度が増しています。通常の紐(黄色い紐)に比べて切れにくいので、こちらもおすすめになります。
交換の目安は1年位で良いと思います。安価な部品なので定期的に交換すると良いですね

また紐が切れてしまうとホルンは使い物になりません。ホルン吹きなら紐は常備しておきましょう

ロータリー紐は店頭販売のほか、遠方でご来店が難しい方にはYahooShop もしくは楽天にてお買い求め出来ます
楽器のメンテナンスにはこちらの本がとても参考になります。P90~紐交換の手順が掲載されているので、ご覧下さい。


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