修理編 木管楽器の検品について

本日は検品のお話を

今日は、入荷が多かったので修理→検品→修理→接客→検品と忙しく、その中の検品についてご説明を、下の写真はピッコロです、この様にメーカー入荷時は袋に入ってとてもきれいです、メーカーでの検品もしっかり行っているはずです、そのような楽器に対して何を今さら検品なんてと思われるかもしれませんが、この楽器、私共の店舗に届くまでの時間や距離、温度、運送方法、最終検品状態等により、特に木管楽器は思った良よりも狂いが生じていることが多いのです、もちろん全然狂いのない楽器もあります。

我々は、入荷時に全て楽器をチェックし、問題が無いかをこのようにチェックを行っています。

PICC検品

FL検品

フルートも同様に袋に入っている状態から楽器を一つ一つ確認していきます。

FL検品作業中

新品でもかなりの時間をかけ楽器の状態をチェックし調整して店頭展示しお客様にお出しします。この作業は我々にとっては日常のように行っていますが、修理人のいない楽器店ではメーカー検品のみでお客様に手渡しているということです。もちろんメーカーの最終状態を非難するわけではありませんが、現実には入荷時にかなり調整の悪い楽器が存在するということは否めません。

ちなみに、1・見た目(傷・凹) 2・動き 3・組立具合 4・調整 5・鳴り具合 とチェックします。このような検品を熟練の技術者なら数分から数十分で行います。新米さんは半日以上検品している場合も過去にはありました。結構大変な作業です。

このようなことを常に行う、我々トップウインズで安心して楽器をご購入下さい。皆様のご来店をお待ちしております。

それでは本日も恒例の、トップウインズ修理技術をご利用いただいております。

本日11月20日がお誕生日のお客様は

K.Oさん HR ♀ のお一人です、おめでとうございます。

本日が貴方様にとって最良の1日でありますように、トップウインズスタッフ一同より。

担当KK