2015 弦楽器フェア 出展のご報告

2015 年 11 月 16 日

2015年10月30日(金)~11月1日(日)に、九段下・科学技術館にて開催された「2015 弦楽器フェア(日本弦楽器製作者協会主催)」に、宮地楽器も出展しました。

国内外の個人製作家や卸・販売業者が数多く出展し、作品を展示・販売するこのイベント。
宮地楽器は、イタリア・クレモナで活躍する日本人製作家の菊田浩高橋明百瀬裕明西村翔太郎の各氏をブースにお招きし、その作品を展示しました。
3日間大盛況となったブースのようすをご報告いたします。

こちらが宮地楽器のブース。

2015弦楽器フェア 宮地楽器ブース

ブースには、楽器を試したい方はもちろん、各製作家の作品を所有している方が彼らに会いに来たり、製作を学んでいる学生さんたちが見学に来たりと、絶えず人が押し寄せていました。

2015弦楽器フェア 宮地楽器ブース

たくさんのお客さま一人ひとりとじっくりお話しする菊田氏。
高橋氏は、お客さまのために自らヴァイオリンを弾くシーンも。

2015弦楽器フェア 宮地楽器ブース 菊田氏、高橋氏

お客様へのデモンストレーション演奏を担当した宮地楽器講師の佐々木梨花先生に、自分の作品を弾いてもらう百瀬氏と西村氏。
プロ奏者の音と意見に、真剣に耳を傾けます。

2015弦楽器フェア 宮地楽器ブース 百瀬氏、西村氏

この弦楽器フェアには、A.L.I.(イタリア弦楽器製作者協会)も出展しており、クレモナで製作活動を行う日本人製作家たちの仲間も多数来日しています。
その中で、現代クレモナを代表するマエストロであり、菊田氏の師匠であるニコラ・ラザーリ先生が、ブースに来てくださいました。
菊田氏や高橋氏の作品をじっくり眺め、感想やアドバイスを下さっているところ。

2015弦楽器フェア 宮地楽器ブース ニコラ・ラザーリ氏、菊田氏、高橋氏

このあと、他のブースの製作家仲間も続々と集まってきて、熱い製作談義が交わされていました。
このフェアは製作家とお客さまの大切な交流の場であると同時に、製作家同士の切磋琢磨の場でもあるのです。
 


ここで、他のブースも少しご紹介。

2015弦楽器フェア 他ブースのもよう(イーストマンバイオリンケース)
宮地楽器ブースのすぐ近くにあった、イーストマンのケースを取り扱う業者のブース。
色とりどりのカラフルなケースが、会場に彩りを添えていました。
2015弦楽器フェア 他ブースのもよう(材木販売)
楽器製作用の材木を取り扱う業者さんのブースでは、製作家や趣味で楽器を作る方が材木を手にとってじっくりと吟味していました。

 

2015弦楽器フェア 他ブースのもよう(杉籐楽弓社)
こちらは宮地楽器でも商品を取り扱っている杉籐楽弓社のブースにあった、驚くほど短い弓。ちゃんと弓毛が張ってあり毛替えもできますが、演奏用というよりは持ち方の練習に使うためのものだそうです。
2015弦楽器フェア 他ブースのもよう(ポケットバイオリン)
他のブースではこんな珍しい楽器も展示されていました。これは「ポケットバイオリン」と呼ばれるもので、持ち運べるステレオ機器のなかった時代に、ダンスの先生が伴奏のために持ち歩いたと言われています。

 

2015弦楽器フェア 他ブースのもよう(バイオリン卸)
こちらは楽器の卸売り業者さんのブースです。シックな内装が施された広いブースに楽器がずらっと並んで壮観です。
2015弦楽器フェア 他ブースのもよう(A.L.I.)
そしてこちらがA.L.I.(イタリア弦楽器製作者協会)のブース。宮地楽器でも度々買い付けている、クレモナを代表する製作家たちの作品が並びます。

 


 
宮地楽器のブースは今回会場の一番奥に位置しており少し見つけにくかったにも関わらず、3日間を通して大変多くの方にお越し頂いたことを、製作家、スタッフ一同心より御礼申し上げます。

2015弦楽器フェア 宮地楽器ブースにて

今回ご紹介した4人の製作家の作品は、宮地楽器小金井店にて試奏が可能ですので、気になった作品があった方、静かな環境で改めて弾いてみたいという方、ぜひお気軽にご来店ください!

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