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music in life 〜vol.4 男だけのピアノリサイタル〜

音楽の輪はますます拡がっていきます

そもそもこの企画は、宮地楽器小金井アネックス教室でピアノレッスンを受講している男性だけの懇談会の席上で決まったもの。 主催者側からの突然の申し出に、男達は快く

「よおーっし、やってみよう。」

と応えたことから始まった。
(武蔵小金井エルドラド にて)

そうは言ってみたものの、、

本番当日が近づくに連れ、それぞれ後悔や、焦り、はたまたある種開き直りに近い感情で身をもだえさせた男達。いやそれ以上に心配顔の先生たち。

10月15日の土曜日は来た。夕方から小雨が降り始めた絶好(?)のコンディッション。 会場の武蔵小金井エルドラドでは準備が着々と進められていた。

一番乗りは杉本氏。
クラッシック3曲を引っさげて早々と開場入り。気合が入っていた。

早速ステージ上のピアノに向かい、軽くショパンで指慣らし。ショパンの子守唄、アルベニスのタンゴ、ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女。

大浜氏は友人を誘っての来場
しかし、何やら落ち着かぬ様子。後で訳を伺うと奥様のお出でをやきもきしながらお待ちだったとの事。

三浦氏も、中村氏も奥様ご同伴でのリサイタル。中村氏はお嬢様もお連れ頂きました。

6時の開演を前に、出演者はそれぞれ軽く一杯飲みながら、気持ちと頭の中の譜面を整理。

普段の顔から、徐々にアーティストの表情に変わっていった。

それぞれのテーブルには、美味しい料理も並び、いよいよ開演。
宮地楽器・前田の司会で幕が開いた。

一番手は杉本氏。曲目はスタートに相応しくしっとりと、ショパンの子守唄。全員の大きな拍手で、やっと「男だけのリサイタル」が始まった。

次に大浜氏。自作曲の「愛のともしび」を、友人に制作して貰ったバックバンドのCDと共演した。「カラオケで歌うよりも、もっと楽しかった。」と、笑顔がほころぶ。

飛び入りゲストで会はますます盛り上がっていく

飛び入りゲストは大浜氏の多才なお友だち。英語でポピュラーを歌う男性、華麗な社交ダンスを披露してくれた美女。ナントこの方は、ステージ上のピアノに向かい、ジョイフルピアノ科鳥場先生の指導で「聖者の行進」を5分で完成させた。しかも、ピアノを弾くのは生まれて初めて!これには先生も開場の聴衆も本当に脱帽。
最後は奥様の手をとり、これまた自作曲「愛してヨコハマ」に乗って見事なステップ。

人をひきつける演奏

二曲目に挑戦の杉本氏は「アルベニスのタンゴ」歯切れの良いリズムで曲が進む。「いつも暗譜で弾いているんです。」大怪我から、ピアノの力で蘇った杉本氏のステージはやっぱり人をひきつけるパワーがある。
憎い事に最後はドビュッシーの「亜麻色の髪のおとめ」これは泣かせてくれました。

音楽一家の暖かさが

中村氏は、プラターズでお馴染みの「煙が目にしみる」をオリジナルアレンジで。演奏を終えて、お嬢様の辛口コメントに場内のお客様も爆笑でしたが、そのお嬢様も皆様の拍手に押されて、ステージの上に。
「男だけ・・・」だった筈のリサイタルに突然可愛い花が咲いたようだ。ピアノをお弾きになる奥様の笑顔に、音楽一家の暖かさが見えました。

感謝の想いをピアノに込めて

最後のご登場は、三浦さん。美しいメロディでお馴染みの「霧のレイクルイーズ」。奥さんのお出でを待っての演奏には訳があった。ご自宅とは一味違うステージの上で、日頃奥様への感謝の想いをピアノに込めた演奏に心のこもらぬ訳が無い。男のピアノにはこんな効果まであったとは。

リサイタルに駆けつけてくれた荒川氏はワインの大盤振る舞いで、仲間たちの苦労を労ってくれた。

弾き終えた男たちの顔には、そこはかとない大人の男の色気を感じたのは、私だけだっただろうか。

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